埼玉県加須市にある古社が玉敷神社(たましきじんじゃ)。その神苑が現在の玉敷公園で、玉敷神社の大藤と通称される樹齢450年以上の藤があります(「玉敷神社の藤」として埼玉県の天然記念物に指定)。例年ゴールデンウィーク頃が見頃で(暖冬で少し早まる傾向に)、『加須市騎西藤まつり』が開催されています。
例年GWに100畳敷きとも呼ばれる大藤が見頃に
玉敷神社の大藤は蔓が右巻のノダフジの一種で、樹齢は450年以上。
幹回り4.8m、枝張り約700平方メートルに及びます。
もともとは戸室地区の若山家にあったものですが、昭和8年に玉敷神社に移植、奉納されたもの。
かつて玉敷神社が属した騎西町(きさいまち)の「町の花」は、もちろん藤でしたが、平成22年に北川辺町、大利根町と合併して生まれた加須市の「市の花」はコスモスになっています。
ちなみに玉敷神社は、大己貴命(おおなむちのみこと)を主祭神とする神社で、元荒川流域に分布する久伊豆神社(ひさいずじんじゃ)の総本社です。
埼玉県内では牛島のフジ(藤花園)が、国の特別天然記念物に指定された樹齢1200余年という巨大な藤。
玉敷神社の大藤とハシゴをすると移動には車で最低1時間ほど必要です。
玉敷神社の大藤 | |
名称 | 玉敷神社の大藤/たましきじんじゃのおおふじ |
所在地 | 埼玉県加須市騎西552-1 |
関連HP | 玉敷神社公式ホームページ |
電車・バスで | 東武伊勢崎線加須駅・JR鴻巣駅から朝日バスで騎西一丁目下車、徒歩8分 |
ドライブで | 東北自動車道加須ICから約8.8km |
駐車場 | 玉敷公園駐車場(30台)、藤まつり期間は臨時駐車場を開設 |
問い合わせ | 玉敷神社 TEL:0480-73-6022 |
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