ユネスコ世界文化遺産に登録された比叡山延暦寺の西塔(さいとう)地区にある釈迦堂は、正式には延暦寺転法輪堂といい延暦寺西塔の中心となる本堂で、本尊には釈迦如来を祀っています。
延暦寺西塔の中心となる仏堂
本尊の釈迦如来(重要文化財)にちなんで釈迦堂と通称されていますが、正式名は転法輪堂。
現在の建物は、織田信長による焼き討ちの後、1596(文禄4)年、園城寺(三井寺)の弥勒堂(金堂)を豊臣秀吉が移築したもの。
南北朝時代の1347(正平元・貞和3)年の建立で、延暦寺山内に現存する最古の建物。
滋賀県下最大級の仏堂で、国の重要文化財に指定されています。
内陣はすべて土間とする天台宗本堂の本来の姿で、江戸時代に内外陣境両端間を桟唐戸に改めています。
比叡山延暦寺・釈迦堂(転法輪堂) | |
名称 | 比叡山延暦寺・釈迦堂(転法輪堂)/ひえいざんえんりゃくじ・しゃかどう(てんぽうりんどう) |
所在地 | 滋賀県大津市坂本本町4220 |
関連HP | 比叡山延暦寺公式ホームページ |
電車・バスで | JR比叡山坂本駅、または京阪石山坂本線坂本駅から坂本ケーブルで11分、延暦寺駅下車、延暦寺バスセンターからシャトルバスで5分、西塔下車 |
ドライブで | 名神高速道路京都東ICから約18km |
駐車場 | 奥比叡ドライブウェイ西塔駐車場(75台/無料) |
問い合わせ | 比叡山延暦寺 TEL:077-578-0001/FAX:077-578-0678 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag