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三井寺唐院・潅頂堂

三井寺唐院は開祖となる円珍(智証大師)の廟所として、もっとも神聖な場所。円珍(智証大師)が入唐求法の旅で持ち帰った経典類を納めたことにより、唐院の名が付いたのです。大師堂と四脚門にはさまれて建つ潅頂堂(かんちょうどう)は、密教を伝承する道場となり、大師堂の拝殿としての役割を担う堂になっています。

伝法灌頂の道場

唐院は868(貞観10)年に下賜された仁寿殿を移築し、円珍が唐よりもたらした経巻や法具類をおさめ、伝法灌頂の道場としたのが始まり。
秀吉が堂舎を破却した後、慶長の再興の際に、金堂正面参道西側に、奥から直線状に大師堂、唐門、灌頂堂、唐門を配しました。

潅頂堂は、伝法灌頂の道場として密教では重要な場所。阿闍梨という位を授けられるとういう神聖な場所になっています。
潅頂堂は、桃山時代建築の桧皮葺入母屋造りで、国の重要文化財に指定されています。

三井寺唐院・潅頂堂
名称 三井寺唐院・潅頂堂/みいでらといういん・かんちょうどう
所在地 滋賀県大津市園城寺町246
関連HP 三井寺公式ホームページ
電車・バスで 京阪石山坂本線三井寺駅から徒歩12分
ドライブで 名神高速道路大津ICから約3.5km
駐車場 園城寺駐車場(350台/有料)
問い合わせ 三井寺(園城寺) TEL:077-522-2238
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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