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日牟禮八幡宮

日牟禮八幡宮

滋賀県近江八幡市にある日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)は、平安時代の創建(伝承では2世紀の創建)という古社。古くから八幡商人(近江商人)の尊崇を集めています。3月の『左義長まつり』、4月14日〜4月15日の『八幡まつり』の宵祭(松明祭)は全国的にも有名な火祭りでともに国の重要無形民俗文化財に選定。

徳川家康も武運長久を祈願

祭神は誉田別尊(ほんたわけのみこと)、息長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)、比賣神(ひめかみ)の三柱。

持統天皇5年(691年)、藤原不比等が参拝し、詠んだ和歌「天降りの 神の誕生の八幡かも ひむれの杜に なびく白雲」に因んで比牟禮社と改められたと伝えられています。
八幡宮になったのは、正暦2年(991年)、一条天皇の勅願で、宇佐八幡宮の分霊を勧請してから。

近世では、徳川家康が関ヶ原の戦い後の慶長5年(1600年)9月18日、武運長久の祈願を込めて参詣しています。

安南(ベトナム)まで交易の足をのばした八幡商人・西村太郎右衛門が正保4年(1647年)に奉納した「安南渡海船額」などが社宝になっています。

『左義長まつり』は、織田信長が安土城下で正月に盛大に繰り広げ、『信長公記』には自らも異粧華美な姿で躍り出たと記されている奇祭。
『八幡まつり』の宵祭である松明祭(火まつり)は、国の重要無形民俗文化財に選定されています。

社伝では、『八幡まつり』は、應神天皇6年(275年)に應神天皇が行幸の際、母である神功皇后の生地、近江・息長村(現在の坂田郡)を訪問。
琵琶湖を舟で渡り、南津田(現在の津田干拓地あたり)に上陸後、当時大嶋大神を祀った日牟禮八幡宮に参拝。
その時、天皇一行を道案内したことがルーツという歴史あるもの。

日牟禮八幡宮
名称 日牟禮八幡宮/ひむれはちまんぐう
所在地 滋賀県近江八幡市宮内町257
関連HP 日牟禮八幡宮公式ホームページ
電車・バスで JR近江八幡駅から近江鉄道バス野ヶ崎行きで5分、小幡町資料館前下車、徒歩7分
ドライブで 名神高速道路八日市ICから約14.8km
駐車場 市営多賀観光駐車場(57台/有料)
問い合わせ 日牟禮八幡宮社務所 TEL:0748-32-3151/FAX:0748-32-8665
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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