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小谷城戦国歴史資料館

小谷城戦国歴史資料館

「近江を制する者は天下を制す」といわれた湖国・近江(滋賀県)で、戦国時代に重要な位置にあったのが浅井(あざい)3代の居城となった小谷城。標高495.1mの小谷山は天然の要害で、山麓の城下町(伊部宿)には北陸と東海を結ぶ北国脇往還が通っていました。そんな湖北を巡る激動のドラマを紹介するのが小谷城戦国歴史資料館です。

「浅井氏三代」と「小谷城」をテーマにした資料館

小谷城の城主、浅井長政(あざいながまさ)は織田信長の妹・お市を妻にし、織田家と同盟を結びます。
ところが浅井長政は越前(元・福井県)の朝倉義景(あさくらよしかげ)と朋友でもあり、信長と朝倉義景との対立をきっかけに、姉川の合戦となり、ついには小谷城は落城。
浅井長政とお市は自害します。
長政とお市の間には、「浅井三姉妹」と呼ばれる美しい娘がいましたが、小谷城落城の際には救出され、長女の茶々は秀吉の側室・淀に、次女のお初は初代・小浜藩主となる京極高次に嫁ぎ、三女のお江は二度の結婚を経て、ついに2代将軍となる徳川秀忠の妻となっています。
この物語は、平成23年のNHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』に描かれています。

常設展示のうち第1展示室では、「浅井氏三代」関係の展示で、浅井長政、お市の方や2代・浅井久政(長政の父)らゆかりの人物の肖像画、小谷城跡から出土した遺物を展示。
山城の城内での生活や激戦となった小谷城攻防戦の全貌に迫ります。

第2展示室は「小谷城」そのものがテーマ。小谷城址保勝会所蔵の絵図や曲輪(くるわ)復元イラストで、その構造が分かる仕組みです。

『小谷城跡絵図』(小谷城址保勝会蔵)
小谷城戦国歴史資料館
名称 小谷城戦国歴史資料館/おだにじょうせんごくれきししりょうかん
所在地 滋賀県長浜市小谷郡上町139
関連HP 小谷城戦国歴史資料館公式ホームページ
電車・バスで JR河毛駅から湖北町タウンバス上山田行きで10分、小谷城跡下車、徒歩1時間
ドライブで 北陸自動車道小谷城スマートICから約1.6km
駐車場 30台/無料
問い合わせ 小谷城戦国歴史資料館 TEL:0749-78-2320/FAX:0749-78-2320
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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