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住吉大社『御田植神事』|大阪市

住吉大社『御田植神事』

毎年6月14日13:00〜、大阪市の住吉大社 で『御田植神事』が執り行なわれます。境内の御田で田植の衣装をまとった替植女が田植歌を歌いながら苗を植えるもので国の重要無形民俗文化財。特設舞台では八乙女舞、神田代舞が舞われ、その後、甲冑で身を固めた武者達の風流武者行列や棒打合戦が奉納されます。

注目は有名な『田植踊』と『住吉踊』

住吉大社鎮座の際、神功皇后が住吉大神の御供田として新田を定め、長門国(現・山口県)から植女を召したことに始まると伝えられる神事で、儀式を略することなく、古い様式を守り伝えた伝統ある神事ということで、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

最初に神前から授かった早苗を植女から替植女に渡し、田植え行なわれます。
続いて御田中央の舞台で神楽女(巫女)8人が『八乙女舞』、『神田代舞』を奉納。
鎧兜の風流武者行事、地元の子供達による『田植踊』が奉納され、最後に『住吉踊』が奉納されます。

香取神宮『御田植祭』(千葉県香取市)、伊雑宮(いざわのみや/三重県志摩市)の『磯部の御神田』と並んで「日本三大御田植祭」のひとつに数えられています。

10月17日には神田で育った稲穂を刈り取る『宝之市神事』(たからのいちしんじ)が斎行されます。

住吉大社『御田植神事』|大阪市
開催日時 毎年6月14日13:00〜
所在地 大阪府大阪市住吉区住吉2-9-89
場所 住吉大社第一本宮〜御田
関連HP 住吉大社公式ホームページ
電車・バスで 阪堺電気軌道阪堺線(路面電車)住吉鳥居前駅からすぐ、住吉公園駅から徒歩2分。南海本線住吉大社駅から徒歩3分、南海高野線住吉東駅から徒歩5分
ドライブで 阪神高速15号堺線玉出出口から約2.7km
駐車場 南駐車場(200台/有料)
問い合わせ 住吉大社 TEL:06-6672-0753/FAX:06-6672-0110
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

住吉大社

大阪市住吉区に鎮座する住吉大社は、社伝によれば、神功皇后が朝鮮半島の新羅に出兵した際に住吉三神を祀ったことに始まるという古社。全国2300の住吉社の総本社で摂津国一の宮にもなっています。古代の大阪港である住吉津、難波津からの航海を守る神様で

香取神宮『御田植祭』

4月第1土曜・その翌日13:00〜、千葉県香取市の香取神宮で『御田植祭』が執り行なわれます。その年の五穀豊穣を祈る『御田植祭』は、通称「かとりまち」ともいわれ、住吉大社(大阪市)の『住吉の御田植』、伊雑宮(いざわのみや/志摩市)の『磯部の御

伊雑宮『御田植祭』(磯部の御神田)|志摩市

毎年6月24日11:00〜17:00、三重県志摩市の伊雑宮(いざわのみや/正式名:伊雜宮)で『御田植祭』が執り行なわれます。「日本三大御田植祭」のひとつで、伊勢神宮内宮の別宮・伊雑宮の御料田で斎行される神事。磯部の御神田(いそべのおみた)と

日本三大御田植祭とは!?

牛の代掻き(しろかき=水を張った田の土を撹拌する作業)、早乙女(さおとめ)による田植えなど、農作業の工程を模擬的に演じ豊作を祈念する神事が『御田植祭』。伊勢神宮、多賀大社などの寺社や皇室の領田などで伝えられる行事で、香取神宮(千葉県香取市)

 

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