伊雑宮『御田植祭』(磯部の御神田)|志摩市

伊雑宮『御田植祭』(磯部の御神田)

毎年6月24日11:00〜17:00、三重県志摩市の伊雑宮(いざわのみや/正式名:伊雜宮)で『御田植祭』が執り行なわれます。「日本三大御田植祭」のひとつで、伊勢神宮内宮の別宮・伊雑宮の御料田で斎行される神事。磯部の御神田(いそべのおみた)として国の重要無形民俗文化財に指定されています。

竹取神事に続いて田植えが行なわれる

垂仁天皇の御代に、倭姫命(やまとひめのみこと)が神宮(伊勢神宮)の御贄(みにえ)の地を探して志摩国を巡った際、伊雑宮のあるこの地で一基(ひともと)で千穂にもなる立派な稲をくわえていた鶴に遭遇したという故事に由来する神事と伝えられています。

南北朝時代の建武2年(1335年)に斎行されたのが記録に残るもっとも古いもの。

えぶり指(さ)し、田道人(たちど=立人)、早乙女、簓摺(ささらすり)、太鼓打、楽人など30名の奉仕者と近郷の青年達が参集し、平安期の古式ゆかしい衣装を身にまとい、まずは田道人、白い着物に赤いたすきがけをした早乙女らが苗取りを行ないます。

その後、地元の青年達によって大きな団扇のついた忌竹(いみだけ)を奪い合う勇壮な「竹取行事」と続き、のどかな田楽に合わせて田植が始まり、それが終わると「おどり込み行事」が繰り広げられます。

住吉大社の『御田植神事』( 大阪市住吉区/6月14日)、香取神宮の御田植祭(千葉県香取市/4月第1土曜・その翌日)とともに、「日本三大御田植祭」にも数えられています。

伊雑宮『御田植祭』(磯部の御神田)|志摩市
開催日時 毎年6月24日11:00〜17:00
所在地 三重県志摩市磯部町上之郷374
場所 伊雑宮 磯部の御神田
関連HP 伊勢志摩観光協会公式ホームページ
電車・バスで 近鉄志摩線上之郷駅から徒歩5分
ドライブで 伊勢自動車道伊勢西ICから約17km
駐車場 50台/無料
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
伊雑宮

伊雑宮

三重県志摩市磯部町に鎮座する伊雑宮(いざわのみや/正式名:伊雜宮)は、神宮(伊勢神宮)の内宮(皇大神宮)の別宮。倭姫命(やまとひめのみこと)が嶋國(志摩)を巡幸中に伊佐波登美命(いざわとみのみこと)に命じて創建したと伝えられる古社で、志摩一

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毎年6月14日13:00〜、大阪市の住吉大社 で『御田植神事』が執り行なわれます。境内の御田で田植の衣装をまとった替植女が田植歌を歌いながら苗を植えるもので国の重要無形民俗文化財。特設舞台では八乙女舞、神田代舞が舞われ、その後、甲冑で身を固

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香取神宮『御田植祭』

4月第1土曜・その翌日13:00〜、千葉県香取市の香取神宮で『御田植祭』が執り行なわれます。その年の五穀豊穣を祈る『御田植祭』は、通称「かとりまち」ともいわれ、住吉大社(大阪市)の『住吉の御田植』、伊雑宮(いざわのみや/志摩市)の『磯部の御

日本三大御田植祭

日本三大御田植祭とは!?

牛の代掻き(しろかき=水を張った田の土を撹拌する作業)、早乙女(さおとめ)による田植えなど、農作業の工程を模擬的に演じ豊作を祈念する神事が『御田植祭』。伊勢神宮、多賀大社などの寺社や皇室の領田などで伝えられる行事で、香取神宮(千葉県香取市)

 

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