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関の五本松

関の五本松

島根県松江市美保関町の史跡、関の五本松。藩政時代に美保関と松江を結んだ街道が松江街道。美保関近くで松江街道は海を見下ろす尾根上を通りますが、そこにある街道時代の景勝地が関の五本松です。湊に出入りする漁船や日本海を行き交う船の目印にもなっていました。

旧松江街道沿いにある街道時代からの景勝地

隠岐への船の目印になっていた関の五本松ですが、あるとき松江藩主(あるいは土地の領主)が松江街道沿いに並んだ5本の松の1本を眺望の邪魔になるからと伐採してしまいます。
これを嘆いた歌が「ハアー関の五本松 ドッコイショ 一本切りゃ四本 あとは切られぬ夫婦松(めおとまつ)」の歌詞で有名な島根民謡『関の五本松節』(『関乃五本松節』)。

小泉八雲もその著書『日本瞥見記』(Glimpses of unfamiliar Japan)の第23章「伯耆から隠岐へ」で関の五本松と島根民謡について触れていますが、小泉八雲は、伐採話はあくまで伝承であると考え、嵐で倒れたものだと推測しています。

昭和18年に国の天然記念物に指定された際の推定樹齢は350年。
昭和33年の伊勢湾台風で、樹齢400年の1本が倒れ、昭和45年に2本が倒れ、残された最後の1本も倒壊による危険があるため平成12年に伐採されています。

「史跡・関の五本松」周辺は五本松公園として整備され、現在の五本松は3代目。

関の五本松節

毎年10月(体育の日)に、『正調関の五本松節全国大会』が七類のメテオプラザで開催され、関乃五本松節保存会の会員が集い、技を磨いた唄や踊りなどを披露しています。

ハアー 関の五本松 ドッコイショ
一本切りゃ四本
あとは切られぬ 夫婦松
ショコ アショコ
アショコホイノー松 ホイ

ハアー 逢うで嬉しや ドッコイショ
顔美保の関
早くなりたい 夫婦松
ショコ アショコ
アショコホイノー松 ホイ

ハアー 関の女は ドッコイショ
医者より偉い
縞の財布の 脈をとる
ショコ アショコ
アショコホイノー松 ホイ

関の五本松
名称 関の五本松/せきのごほんまつ
所在地 島根県松江市美保関町美保関
関連HP 美保関地域観光振興協議会公式ホームページ
電車・バスで JR松江駅から一畑バス美保関ターミナル行きで40分、終点下車、美保関町民バス美保関行きに乗り換えて25分、五本松公園入口下車、徒歩20分
ドライブで 米子自動車道米子ICから約30km
駐車場 五本松公園駐車場(50台/無料)
問い合わせ 美保関地域観光振興協議会 TEL:0852-72-2811
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

五本松公園

島根県松江市美保関町、標高100~130mの尾根上を進む旧松江街道沿いにある関の五本松。民謡『関の五本松節』にも歌われる史跡・関の五本松一帯を整備したのが五本松公園です。ツツジの名所でもあり、4月下旬〜5月中旬には5000本のツツジが開花し

 

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