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温泉津温泉元湯

温泉津温泉元湯

「温泉のある津(港)」という地名の通りに北前船で栄えた温泉津(ゆのつ/島根県太田市)は、開湯1300年を誇る古湯の町。世界文化遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」の構成資産でもある温泉町の共同湯は、元湯と薬師湯の2ヶ所。なかでも元湯は泉薬湯と呼ばれる効能たっぷりの湯で開湯以来の長い歴史を誇っています。

温泉津で昔ながらの共同湯に入浴

岩盤から自然湧出するナトリウム・カルシウム-塩化物泉(含土類食塩泉)は、浴用で慢性関節リュウマチ、慢性筋肉リュウマチ、神経痛、創傷、痛風、慢性皮膚病などが適応症。

浴槽は、座り湯、温い湯、熱い湯に分かれていますが、温い湯といえども42度前後とかなり熱め。
溶存物質総量(ガス性のものを除く)は7910mg/kgという泉質が自慢。
これは湧出する湯にまったく手を加えていない源泉かけ流しのためで、これが泉薬湯といわれる妙(たえ)なる効能を支えているのです。


地元の人は数回の掛け湯をしてから入浴していますが、マナーというだけでなく、理にかなった入浴法。

元湯の向かいには直営の宿泊施設で、湯治にも対応する元湯の宿長命館(木造3階建てのレトロ旅館)があります。

温泉津温泉元湯
名称 温泉津温泉元湯/ゆのつおんせんもとゆ
所在地 島根県大田市温泉津町温泉津ロ208-1
関連HP 温泉津温泉元湯公式ホームページ
電車・バスで JR温泉津駅から徒歩20分、またはJR温泉津駅から大田市営バス温泉津温泉行き8分、元湯温泉前下車
ドライブで 山陰自動車道(仁摩温泉津道路)温泉津ICから約2.8km
駐車場 第1駐車場(5台/無料)、第2駐車場(5台/無料)、第3駐車場(12台/無料)
問い合わせ 温泉津温泉元湯 TEL:0855-65-2052
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

大田市温泉津伝統的建造物群保存地区

江戸時代には銀山奉行支配の幕府直轄領となり、17世紀初めまでは石見銀の積み出し港として繁栄した島根県大田市の温泉津(ゆのつ)。平成19年7月に世界文化遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」の構成資産。銀山衰退後は北前船の出入りする港として、さ

温泉津やきものの里やきもの館

宝永年間(1704年〜1708年)に3窯が開かれ、北前船の寄港した江戸時代に隆盛を極めた温泉津(ゆのつ/島根県大田市)の温泉津焼。温泉津やきものの里は温泉津焼の歴史資料を展示し、さらに創作室を設けて陶芸体験も楽しめる施設。15段全長30mと

薬師湯

温泉のある津(港)というのが地名の由来の島根県大田市にあるレトロな温泉地、温泉津(ゆのつ)。2ヶ所の共同湯のひとつ薬師湯は、明治5年の浜田大地震の地殻変動で湧出。震湯、あるいは内藤家の湯ということで、藤乃湯とも呼ばれていました。建物のすぐ後

薬師湯旧館・震湯カフェ内蔵丞

大田市温泉津伝統的建造物群保存地区(重伝建)に選定される温泉津(ゆのつ)。レトロな温泉街で、ひときわ目立つ大正8年に建てられた木造洋館の共同湯を再生したカフェが薬師湯旧館・震湯カフェ内蔵丞。脱衣場だったスペースを改装し内藤家伝来のイギリス家

 

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