『日本書紀』、『古事記』によれば、祭神の大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)は国譲りの代償として、底つ岩根に太い宮柱を深く立てた壮大な神殿を与えられ、これが出雲大社(いずもおおやしろ)の始まりという。本殿の高さは、太古は32丈(96.96m)、中古は16丈(48m)、近古は8丈(24m)と伝わっています。出雲国一之宮。
神在月に諸国の八百万の神々を迎える出雲国一之宮
現在の本殿は延享元年(1744年)の造営、大社造りの代表で国宝。
楼門、神饌所2棟、玉垣、摂社大神大后(おおかみおおきさき)神社本殿、摂社神魂御子(かみむすびみこ)神社本殿、摂社神魂伊能知比売(かみむすびいのちひめ)神社本殿、摂社門神社本殿2棟、八足門(やつあしもん)、銅鳥居などは国の重要文化財に指定されています。
拝礼は、二拝四拍手一拝の作法が習わしです。
因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)は、『古事記』の「稻羽之素菟」をルーツとする説話ですが、大国主(大己貴命)の葦原中国の国造り以前の話。
境内各所にウサギの像が置かれているのも、この因幡の白兎がモチーフになっています。
現在年間72回の祭礼が行なわれていますが、とくに旧暦10月10日から約2週間、全国から八百万の神々を迎える「神在祭(かみありさい)」が有名。
出雲大社 | |
名称 | 出雲大社/いずもおおやしろ |
所在地 | 島根県出雲市大社町杵築東195 |
関連HP | 出雲大社公式ホームページ |
電車・バスで | JR出雲市駅から一畑バス出雲大社行きで30分、出雲大社下車。または、一畑電車出雲大社前駅から徒歩10分 |
ドライブで | 山陰自動車道出雲ICから約11km |
駐車場 | 大駐車場(385台/無料)・第2駐車場(360台/無料)・かめやま広場駐車場(100台/無料) |
問い合わせ | 出雲大社社務所 TEL:0853-53-3100/FAX:0853-53-2515 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
取材協力/島根県観光振興課、出雲大社
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