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島村橋(潜水橋)

島村橋(沈下橋)

島根県出雲市を流れる斐伊川(ひいかわ)に架る潜水橋(沈下橋)が島村橋。斐伊川が出雲平野から宍道湖(しんじこ)へと流れ出る河口部分に島根県道23号(斐川一畑大社線)の灘橋が架かっていますが、その少し上流にあるのが島村橋です。斐伊川には井上橋(いあげばし/出雲市)、願い橋(雲南市)など数ヶ所に潜水橋(沈下橋)があります。

斐伊川最下流にある潜水橋(沈下橋)

斐伊川の潜水橋(沈下橋)でもっとも下流にあるのが島村橋。
橋の北岸が出雲市灘分町、南岸が島村町で、南岸の地名を採った橋の名ということに。

斐伊川は八岐大蛇(やまたのおろち)のモチーフになったといわれる暴れ川で、出雲平野東部は、斐伊川の三角州および扇状地堆積物で構成されています。
暴れ川として知られる斐伊川ですが、宍道湖に注ぐようになったのは、江戸時代の初めのこと。
寛永12年(1635年)の洪水で宍道湖に注ぐようになり、寛永16年(1639年)には堤防が決壊し、斐伊川本流が現在のように完全に東流するようになったのです。
その後も、宍道湖の嫁ヶ島が水没するほどの洪水が起こるほど、洪水が多発しています。
その対策として、潜水橋(沈下橋)が数多く架けられているのです。

島村橋(潜水橋)
名称 島村橋(潜水橋)/しまむらばし(せんすいきょう)
所在地 島根県出雲市島村町〜灘分町
ドライブで 山陰自動車道斐川ICから約9km
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

願い橋(潜水橋)

島根県雲南市木次町の斐伊川堤防桜並木に隣接し、斐伊川(ひいかわ)に架る橋が願い橋。八岐大蛇(やまたのおろち)のモチーフになったとされる暴れ川、斐伊川の洪水対策で、増水時には沈んでしまうため、地元では潜水橋と呼ばれています。2kmにわたり桜の

 

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