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湯野神社( 松本清張『砂の器』記念碑)

湯野神社( 松本清張『砂の器』記念碑)

島根県仁多郡奥出雲町にある樹齢」450年のケヤキの巨木が茂る神社が湯野神社。昭和35年年5月17日〜昭和36年4月20日に読売新聞夕刊に連載された松本清張の長編推理小説『砂の器』の舞台となったのが木次線亀嵩駅(かめだけえき)とその一帯。湯野神社参道入口には松本清張『砂の器』記念碑が立っています。

映画『砂の器』のロケ地にも

亀嵩の地名と東北の言葉(ズーズー弁)に似た出雲弁が事件を解く鍵となり、一躍、亀嵩は注目されたのです。
昭和49年に公開された映画『砂の器』(主演・丹波哲郎)では、亀嵩派出所の巡査・三木謙一(緒形拳)がこの事件の発端となる2人を見つけるのがこの湯野神社の神殿という設定になっています。

湯野神社参道入口に昭和58年10月23日、亀嵩観光文化協会と砂の器記念碑建設実行委員会の手によって建立されたのが松本清張『砂の器』記念碑。
碑文はもちろん、松本清張の揮毫(きごう)。

湯野神社は、その名の通り、亀嵩温泉の医薬の神として大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)を主祭神に祀る古社。
天平5年(733年)に完成した『出雲国風土記』にも湯野社として記載される社で、亀嵩温泉の守護として創建されたと伝えられています(江戸時代は大森大明神の名で呼ばれています)。

湯野神社( 松本清張『砂の器』記念碑)
名称 湯野神社( 松本清張『砂の器』記念碑)/ゆのじんじゃ(まつもとせいちょう『すなのうつわ』きねんひ
所在地 島根県仁多郡奥出雲町亀嵩1284
関連HP 奥出雲町観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR亀嵩駅からタクシーで5分
ドライブで 中国自動車道東城IC、庄原ICから約60km
駐車場 あり
問い合わせ 奥出雲町観光協会 TEL:0854-54-2260
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

亀嵩駅

島根県仁多郡奥出雲町にあるJR木次線(きすきせん)の駅が亀嵩駅(かめだけえき)。昭和9年11月20日、木次線の出雲三成駅〜八川駅間の延伸により開業した駅で、当時は亀嵩村の玄関駅でした。駅を有名にしたのは昭和35年〜36年に『読売新聞』夕刊に

 

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