佐賀県唐津市にある豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に築かれた、当時、大坂城に次ぐ大規模な城跡が名護屋城。天草・島原一揆(島原の乱)で、一揆軍が廃城となっていた原城に籠城したことから、名護屋城も徹底的に破却されましたが、本丸旧石垣は、貴重な築城時代の石垣の遺構です。
築城時代の石垣を発掘、見学ゾーンを設置
本丸の石垣が小さく突出した「折れ」の部分から見つかった本丸旧石垣。
本丸の西側と南側は、築城後に拡張され、その際、それまでの石垣の上にカバーするかたちで新たな石垣が築かれ、結果として、旧石垣が破却されずに残されるかたちになったのです。
本丸旧石垣遺構部分では、周囲を掘り下げ、改造の跡がわかるようになっています。
馬場側の外面には高さ10mほど石垣が埋まっているのだとか。
名護屋城・本丸旧石垣 | |
名称 | 名護屋城・本丸旧石垣/なごやじょう・ほんまるきゅういしがき |
所在地 | 佐賀県唐津市鎮西町名護屋 |
関連HP | 肥前名護屋城歴史ツーリズム協議会公式ホームページ |
電車・バスで | JR唐津駅大手口バスセンターから昭和バス波戸岬行きで40分、名護屋城博物館入口下車、徒歩5分。またはタクシーで30分 |
ドライブで | 九州自動車道福岡ICから約75km |
駐車場 | 名護屋城跡大手門駐車場(60台/無料) |
問い合わせ | 名護屋城跡観光案内所 TEL:0955-82-5774 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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