【地図を旅する】vol.12 日本一標高の高い中央分水界は、北アルプス南部に!
川の水は中央脊梁山脈で日本海と太平洋に分かれて流れますが、それが中央分水界。標高の高い山であることが多いため中央分水嶺と呼ばれるのが一般的ですが、日本最高所にある分水界が、北アルプス南部の乗鞍岳です。山頂の標高は3025…
川の水は中央脊梁山脈で日本海と太平洋に分かれて流れますが、それが中央分水界。標高の高い山であることが多いため中央分水嶺と呼ばれるのが一般的ですが、日本最高所にある分水界が、北アルプス南部の乗鞍岳です。山頂の標高は3025…
中央分水界(分水嶺)といえば、山の上というイメージがありますが、兵庫県丹波市氷上町石生は、本州一低い標高に位置する中央分水界(中央分水嶺)。太平洋側と日本海側に分かれて流れる「水分れ(みずわかれ)」のビジターセンターとな…
岐阜県高山市清見町から、岐阜県郡上市八幡に至る全長64kmの道路が、飛騨せせらぎ街道。途中にある西ウレ峠(1113m)は太平洋と日本海の中央分水嶺となっていて、峠周辺は源流部ということに。また西ウレ峠周辺のブナの森など、…
埼玉県秩父市と長野県南佐久郡川上村の境、奥秩父の高峰が三宝山(さんぽうざん)。奥秩父の主峰・甲武信岳(2475m)の北側にあり、標高は2483.5m。三宝山を登山の対象にする人はほとんどいませんが、実は埼玉県の最高峰が一…
山形県最上郡最上町堺田、JR陸羽東線堺田駅前にあるのが堺田分水嶺。太平洋と日本海を分ける中央分水嶺ですが、駅前にあるのは実に異色。東の宮城県側は江合川、旧北上川を経て116Kmを下って宮城県石巻市の太平洋へ、西の山形県側…
兵庫県丹波市氷上町石生(ひかみちょういそう)にある本州でいちばん標高の低い中央分水界近くにある公園が水分れ公園(みわかれこうえん)。降った雨を日本海側と太平洋側に分ける中央分水界(中央分水嶺)の標高がわずかに95mほどと…
兵庫県丹波篠山市から丹波市にかけて連なる多紀連山は、標高こそ800mに満たないのですが険しい山容から多紀アルプスと通称されています。修験道全盛期に、吉野の金剛蔵王権現を祀る蔵王堂があったのが小金ヶ嶽で、チャート(珪石)の…
長野県塩尻市奈良井(旧楢川村)と木祖村の境をなす、鳥居峠。標高1197mの鳥居峠は、木曽川水系と信濃川水系を分ける中央分水嶺で、街道時代には中山道・木曽路の難所のひとつにも数えられていました。奈良井宿から薮原宿までの旧中…
長野県白馬村にある一級河川・姫川の源流が姫川源流自然探勝園。過去には水質ランキング日本一にも輝く一級河川・姫川。国道近くに一級河川の源流、中央分水嶺(日本海と太平洋の分水嶺)が位置する貴重な場所で、源流部は姫川源流湧水と…
群馬県中之条町、国道405号途中にある野反湖(のぞりこ)の南に位置する峠で標高は1561m。野反湖を南側から一望に、名前の通り遠く富士山をも眺望する展望地で野反峠休憩舎が建っています。周辺はノゾリキスゲ(ニッコウキスゲの…
岐阜県郡上市、ひるがの高原の入口にある白樺林に囲まれた静かな公園が分水嶺公園。標高876mの園内にある小さな池は、大日ヶ岳(1709.0m)から流れ出た水が一方は庄川を経て日本海へ、一方は長良川を経て太平洋に流れる分水嶺…