旧北陸線トンネル群
旧北陸線は鉄道庁によって明治26年に着工され、明治29年に敦賀〜福井間が開通していますが、北陸トンネルの完成までは、11の隧道、4ヶ所のスイッチバックで25‰(パーミル)の急勾配を克服しています。現在は車道に転用されてい…
旧北陸線は鉄道庁によって明治26年に着工され、明治29年に敦賀〜福井間が開通していますが、北陸トンネルの完成までは、11の隧道、4ヶ所のスイッチバックで25‰(パーミル)の急勾配を克服しています。現在は車道に転用されてい…
福井県南条郡南越前町にある旧北陸線の駅跡が、大桐駅跡(おおぎりえきあと)。明治29年7月15日、 官設鉄道北陸線敦賀駅〜福井駅間が開業しますが、明治41年3月1日に大桐信号所として開設され、6月1日、地元の要望により駅に…
福井県南条郡南越前町と岐阜県揖斐郡揖斐川町との境、福井県側にあるのが夜叉ヶ池(やしゃがいけ)。龍神伝説が伝えられる池で、福井県側ではあるものの、岐阜県側からもアプローチされ、「岐阜県の名水50選」、そして「飛騨・美濃紅葉…
福井県南条郡南越前町湯尾、明治28年頃に完成した鉄道トンネルの遺構が旧北陸線の湯尾トンネル(ゆのおとんねる)。道路トンネルに転用されていますが、旧北陸線トンネル群として国の登録有形文化財、土木学会の選奨土木遺産に認定され…
福井県南条郡南越前町山中にある旧北陸線トンネル群のうち最長の山中トンネルの北側出口にあるのが山中信号所跡。旧北陸線の山中峠越えの高度差をスイッチバックで克服するもので、山中信号場からいったん行き止まりのトンネルに入り、ス…
福井県の敦賀市と南越前町の間、北陸本線の最難関部分だった木ノ芽峠の直下に位置する鉄道トンネルが北陸トンネル。昭和37年6月10日開通し、北陸本線のスピードアップが図られましたが、それ以前は、単線で、山中峠をスイッチバック…