不動院・金堂
広島市内で唯一の国宝建築物が、原爆投下の被害が軽微だった不動院・金堂。天井の墨書(ぼくしょ)から天文9年(1540年)築と判明し、国宝になっていますが、もともとは大内義隆が周防(すおう=現・山口県)山口に建てたもの。天正…
広島市内で唯一の国宝建築物が、原爆投下の被害が軽微だった不動院・金堂。天井の墨書(ぼくしょ)から天文9年(1540年)築と判明し、国宝になっていますが、もともとは大内義隆が周防(すおう=現・山口県)山口に建てたもの。天正…
広島県広島市にある真言宗別格本山の寺が不動院。14世紀中頃、足利尊氏(あしかがたかうじ)と足利直義(あしかがただよし)の兄弟が、夢窓疎石の勧めにより、南北朝の戦乱で亡くなった後醍醐天皇以下の敵と味方の霊を慰めるために、諸…
天正15年(1587年)、豊臣秀吉により戦歿将兵の慰霊のために建立された857畳の大経堂が、宮島の千畳閣。神仏分離で、明治5年に大経堂を千畳閣と改称し、本尊・釈迦如来座像などの仏像を大願寺に移し、豊国神社(とよくにじんじ…
臨済宗建仁寺派の総本山が建仁寺(けんにんじ)。1202(建仁2)年、源頼家の保護を受けた栄西(えいさい)が開山。足利義満が京都五山制を定めたのち、その第三位に列せられています。応仁の乱後に荒廃しますが、1586年(天正1…