埠頭公園(白瀬中尉南極探検出発の地)
東京都港区海岸3丁目にある港区立公園が埠頭公園。現在は埋め立てられていますが、ここが明治43年、白瀬中尉が芝浦から204tの木造船「開南丸」で日本初の南極探検に出発した場所なのです。それを記念して公園内には開南丸を模した…
東京都港区海岸3丁目にある港区立公園が埠頭公園。現在は埋め立てられていますが、ここが明治43年、白瀬中尉が芝浦から204tの木造船「開南丸」で日本初の南極探検に出発した場所なのです。それを記念して公園内には開南丸を模した…
明治43年11月29日に「開南丸」で芝浦埠頭を出航した白瀬矗(しらせのぶ)は、南緯80度5分の地点に到達して大和雪原(やまとゆきはら)と命名。晩年は愛知県西加茂郡挙母町(現・豊田市)の次女の部屋で生活し、昭和21年9月4…
秋田県にかほ市にあり、白瀬矗(しらせのぶ)の南極探検の偉業を後世に伝える白瀬南極探検隊記念館の前に広がる公園。建物中央には氷山をイメージするオーロラドームなどが配され、その前には南極を模したという南極公園があり、春には桜…
白瀬矗(しらせのぶ)中尉は出羽国由利郡金浦村(現・秋田県にかほ市)の浄蓮寺の長男として1861(文久元)年に生まれ、11歳のとき、蘭学者佐々木節斎から「北極」の話を聞き、探検家を志します。千島探検、南極探検を行ない、南極…