『魏志倭人伝』の旅(4)伊都國の王都へ!
中国の歴史書『三国志』中の「魏書」第30巻、通称『魏志倭人伝』に記された魏(220年〜265年)の使節の記録。日本では弥生時代の末期、小国家が形成された時代です。朝鮮半島から対馬、壱岐を経て北九州の末盧國(現・松浦=佐賀…
中国の歴史書『三国志』中の「魏書」第30巻、通称『魏志倭人伝』に記された魏(220年〜265年)の使節の記録。日本では弥生時代の末期、小国家が形成された時代です。朝鮮半島から対馬、壱岐を経て北九州の末盧國(現・松浦=佐賀…
福岡県糸島市神在、神在神社(かみありじんじゃ)といういかにも意味深長な名の神社から 5分ほど歩いた森の中にあるのが神石(しんせき)。テレビアニメ『鬼滅の刃』立志編第3話「錆兎と真菰」に登場する一刀石にそっくりとSNSで話…
福岡県糸島市有田、昭和40年に発見された弥生時代末の墳丘墓が、平原遺跡(ひらばるいせき)。中心となる平原遺跡1号墳は、銅鏡、ユーラシアの交易路でもたらされたと推測されるガラス玉などの出土品から『魏志倭人伝』に記載される伊…
福岡県糸島市、雷山(らいざん/標高955m)の北中腹、7世紀に築かれた古代山城の雷山神籠石(らいざんこうごいし)近くにある、不動池ダムのダム湖が、不動池。ダム湖の中に木々が林立する不思議な光景が話題になっています。周辺は…
福岡県糸島市、紅葉で名高い雷山(らいざん/標高955m)北中腹、標高400m〜480mの山中に築かれた古代山城(こだいさんじょう)が、雷山神籠石(らいざんこうごいし)。博多湾や玄界灘を一望にする地に築かれた、東西300m…
福岡県糸島市にある千如寺大悲王院(雷山観音)境内にある大カエデが、大悲王院の楓(だいひおういんのかえで)。福岡藩6代藩主・黒田継高(くろだつぐたか)が、千如寺開山記念に植樹されたと伝えられる美しい姿のカエデで、樹齢は35…
福岡県糸島市井原、『魏志倭人伝』に記される伊都国の中心的拠点集落、王都に位置付けられる弥生時代の集落跡(三雲・井原遺跡)に建つのが、伊都国歴史博物館。日本最古の王墓といわれる三雲南小路遺跡出土、平原遺跡出土の遺物などを展…
福岡県糸島市にある三雲・井原遺跡の一部として国の史跡に指定されるのが、三雲南小路遺跡(みくもみなみしょうじいせき)。周溝をもつ墳丘墓(方形周溝墓)で、銅鏡(前漢時代の鏡)など豊富な副葬品を有する甕棺墓2基が出土することか…
福岡県糸島市にある弥生時代後期の伊都国(いとこく)国王の墳墓ともいわれる遺跡が、平原遺跡(ひらばるいせき)で、平原歴史公園として公開されています。『魏志倭人伝』に記載の伊都国は、末廬国(まつろこく)から陸を東南に500里…
福岡市糸島市を流れる川付川(かつきがわ)の水源地近く、背振山地の羽金山(標高900.2m)中腹、標高480mに懸る、落差24mの飛瀑が白糸の滝(白糸滝)。福岡県の名勝に指定される美しい滝で、周囲には樹齢300年とも伝わる…
福岡県糸島市、玄界灘に突き出した糸島半島の芥屋の大門(けやのおおと)から野北海岸まで6kmに渡って弓状に続く白砂青松の海岸が幣の松原(にぎのまつばら)。玄界灘の彼方には、壱岐や対馬の島影を望む風光明媚な海岸で、玄海国定公…
福岡市の西に突き出す糸島半島の北部、志摩地域に位置する福岡県糸島市の海岸に、150mほど沖合いに大きな注連縄で結ばれた夫婦岩があります。ここが伊勢の二見ヶ浦に似ていることから桜井二見ヶ浦(筑前二見ヶ浦)と呼ばれる景勝地。…
福岡県糸島市、糸島半島北西部、玄界灘に突き出した大門崎は、六角形や八角形をした玄武岩の柱状節理が整然と並ぶ奇観を生みだしています。そんな大門崎の北東の崖下には高さ64m、間口10m、奥行き90mほどの巨大な海食洞が開いて…