浮御堂
近江八景のひとつとして広重の浮世絵『堅田の落雁』(かたたのらくがん)に描かれる琵琶湖屈指の景勝地が滋賀県大津市の浮御堂(うきみどう)。正式には海門山満月寺といい、京都大徳寺に属する臨済宗の禅寺です。湖上に突き出した現在の…
近江八景のひとつとして広重の浮世絵『堅田の落雁』(かたたのらくがん)に描かれる琵琶湖屈指の景勝地が滋賀県大津市の浮御堂(うきみどう)。正式には海門山満月寺といい、京都大徳寺に属する臨済宗の禅寺です。湖上に突き出した現在の…
滋賀県大津市街を望む高台に建つ、大津市歴史博物館は、平安時代から交通の要衝として栄えた、大津の歴史や文化を紹介するミュージアム。大津の歴史の特色を6つのコーナーで紹介する「テーマ展示」と大津の歴史を年代順にたどる「歴史年…
「近江八景」のひとつに数えられる「三井の晩鐘」。「三井の晩鐘」で知られる鐘楼は、三井寺(正式名は園城寺)の中心、金堂の南東に建てられています。宇治の平等院、高尾の神護寺とともに「日本三銘鐘」のひとつ。
近江八景(おうみはっけい)は、中国の「瀟湘八景図」(北宋時代成立)になぞらえて、琵琶湖の湖南の名称を8つ選んだもの。江戸時代の初め、公家の近衛信尹(このえのぶただ)の選と推測されています。近年発見された史料から、琵琶湖畔…
室町時代に関白・近衛政家が選んだといわれる近江八景の「瀬田の夕照」(せたのせきしょう)として知られ、歌川広重が描いた浮世絵により広く知られるようになったのが瀬田の唐橋。古くは、京の宇治橋、山崎橋と並び「日本三名橋」にも数…