知恩院
1175(承安5)年に法然上人が吉水に設けた草庵に始まる浄土宗の総本山が知恩院。正式名は、華頂山知恩教院大谷寺。法然は自身が説いた学問や修業のない念仏仏教が信仰されるも、宗教追害にあい流刑の後、この地で入滅しています。没…
1175(承安5)年に法然上人が吉水に設けた草庵に始まる浄土宗の総本山が知恩院。正式名は、華頂山知恩教院大谷寺。法然は自身が説いた学問や修業のない念仏仏教が信仰されるも、宗教追害にあい流刑の後、この地で入滅しています。没…
法然上人が庵を結び、教えを広めた地(大谷の禅房)で、知恩院発祥の地として聖地の雰囲気が漂うのが勢至堂。法然上人は、この地で1212(建暦2)年に没しているので平成23年は没後800年の『法然上人800年大遠忌』でした。勢…
国の重要文化財に指定された大方丈(おおほうじょう)と小方丈(こほうじょう)は残念ながらともに内部は非公開。その横にある京都市の名勝に指定された知恩院の方丈庭園は、見学が可能です。受付は法然上人御堂の奥にあります。
年越しの除夜の鐘を撞く模様がテレビで必ずといいほど中継される知恩院の大鐘。京都方広寺、奈良東大寺と並び日本三楼鐘(日本三大梵鐘)のひとつに数えられる高さ3.3m、口径2.8m、重さ約70トンという巨大な鐘を吊るす鐘楼です…
1175年(承安5年)に法然上人が設けた草庵に始まる浄土宗の総本山が知恩院。法然の像を安置する大殿(だいでん)が、御影堂(みえいどう)で、1639年(寛永16年)、3代将軍徳川家光の再建で国宝。奥行35m、間口45mの大…
知恩院の三門は、1621(元和7)年、2代将軍・徳川秀忠が再建した巨大な門。高さ24m、幅50m、屋根瓦約7万枚という現存する木造建築として最大の楼門で、国宝。空・無相・無願という、悟りに通ずる三つの解脱(げだつ)の境地…