春の訪れが遅い飛騨高山では、雛まつりは月遅れの4月3日に行なわれます。3月1日〜4月3日に行なわれているのが『飛騨高山雛まつり』で、高山市内各所で土雛(つちびな)や古今雛(こきんびな)などが展示され、スタンプラリーを開催。集めたスタンプの数に応じて抽選でステキな景品がプレゼントされます。
享保雛、古今雛も展示されますが、庶民の土雛にも注目を!
江戸時代の享保年間(1716年〜1736年)頃につくられた享保雛(きょうほうびな)、明治時代の御殿雛、豪華な衣裳の古今雛などが70ほどの施設に展示されます。
商家だけでなく、銀行、市の施設、宿泊施設、酒蔵、ミュージアムなどほぼ市内のおもだった場所に飾られています。
絵付けされた素焼きの人形の土雛は、子供が生まれるたびに行商人から毎年買い揃えていったという飛騨の伝統民芸です。
昭和30年代までは一般的なものでしたが、いまではその土雛も工芸品となっています。
高山市の山田焼(岐阜県郷土工芸品)も最盛期には9軒の窯元がありましたが、今では1軒になっています。
飛騨高山雛まつり Hida Takayama Hina Doll Festival |
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開催日 | 3月1日〜4月3日 |
時間 | 施設により異なる |
料金 | 一部有料施設あり |
所在地 | 岐阜県高山市市内各所 |
場所 | 観光施設、ホテル・旅館など |
関連HP | 飛騨・高山観光コンベンション協会公式ホームページ |
問い合わせ | 飛騨・高山観光コンベンション協会 TEL:0577-36-1011 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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