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龍王峡自然研究路

龍王峡自然研究路

栃木県日光市、鬼怒川温泉(きぬがわおんせん)と川治温泉の間の鬼怒川の美しい渓谷が龍王峡。「水と岩の公園」とも呼ばれる龍王峡は、奇岩怪石とエメラルドグリーンの深い川の色がとても美しい渓谷が3kmにわたって続き、日光国立公園内にあることから、渓谷沿いに龍王峡自然研究路が整備されています。

日光国立公園の特別地域に指定された峡谷を歩く

むささび橋から眺めたゴルジュ状の青龍峡

2200万年前の海底火山活動によって噴出した火山岩が鬼怒川の流れで侵食され、まるで龍がのたうつような景観を作り出していることから、龍王峡と呼ばれています。
噴出した岩石によって、渓谷の雰囲気が異なり、下流側(龍王峡駅側)から流紋岩主体の白龍峡(虹見橋〜むささび橋)、凝灰岩の多くゴルジュ状の青龍峡(むささび橋〜かめ岩・兎はね)、そして安山岩の紫龍峡(かめ岩・兎はね〜白岩半島)があります。

この渓谷美を探勝できるのが下流の会津鬼怒川線龍王峡駅に近い虹見の滝・竪琴の滝(龍王峡駅から300m)から始まり川治温泉の露天風呂までの全長6kmの龍王峡自然研究路。
最も景色が素晴らしいとされるむささび橋までは、堀口大学の詩碑を見ながら徒歩20分の距離(龍王峡駅から1km)。

ドライブの場合は川治湯元駅から並走する会津鬼怒川線で起点となる龍王峡駅駐車場に戻ればOK。
ただし全コースを歩くと休憩を除いて片道3時間30分のロングコース。
アップダウンも多いので、かなり体力が必要です。

ブナ、ナラなどの落葉広葉樹茂る龍王峡は、紅葉の名所でもあり、紅葉の見頃は例年10月下旬~11月中旬頃。
紅葉シーズンに比べると、新緑は、のんびりと渓谷探勝が可能です。

画像協力/栃木県観光物産協会、日光市

龍王峡自然研究路
名称 龍王峡自然研究路/りゅうおうきょうしぜんけんきゅうろ
所在地 栃木県日光市藤原
関連HP 日光市観光協会公式ホームページ
電車・バスで 野岩鉄道龍王峡駅から徒歩10分で虹見の滝
ドライブで 日光宇都宮道路今市ICから約18km
駐車場 龍王峡駅駐車場(150台/無料)
問い合わせ 日光市藤原観光課 TEL:0288-76-4111
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

小網ダム

栃木県日光市を流れる鬼怒川の本流にある昭和33年完成の重力式コンクリートダムが小網ダム(こあみだむ)。堤高23.5m、湛水面積10haという小さなダムですが、ダムカードも用意されています。ダムの横が野岩鉄道会津鬼怒川線の川治温泉駅で、五十里

川治温泉薬師の湯

栃木県日光市の風情あふれる温泉地、川治温泉(かわじおんせん)。男鹿川(おじかがわ)沿いにある昔ながらの共同浴場が川治温泉薬師の湯で、男風呂、女風呂、貸し切り風呂、低温サウナ(男女各1)、休憩施設がある。戦前からほとんど変わっていないといわれ

 

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