栃木県大田原市にある歩行者自転車専用道路が、ぽっぽ通り(東野鉄道廃線跡)。昭和43年に西那須野駅〜黒羽駅間が廃線となった東野鉄道(とうやてつどう)の大田原駅〜西那須野駅間の4.2kmを転用したもの。大田原駅の跡地は、クスリのアオキ山の手店になっています。
東野鉄道の廃線跡を歩行者自転車専用道路に転用
東野鉄道は、大正7年4月17日、西那須野駅〜黒羽駅間が開業(西那須野駅、大田原駅、金丸原駅、黒羽駅開業)、大正13年12月6日には黒羽駅〜那須小川駅間が延伸開業しています(昭和14年6月1日に延伸部分は廃止に)。
大田原駅〜西那須野駅間は、4.6kmなので400mほどを除いて歩行者自転車専用道路に転用していることになり、廃線歩きが楽しめます。
この間の途中駅は大高前駅(だいこうまええき)、乃木神社前駅の2駅で、ともに駅跡にはホームを模したモニュメントがつくられています(実際のホームではありません)。
ぽっぽ通りとはいうものの、ディーゼルカーも走っていました。
西那須野駅の跡地は、西那須野ステーションビルが建っています。
西那須野駅側では、西朝日町緑地(西朝日町2丁目)からスタート、途中から西那須街道に並走し、栃木県道53号(栃木県道53号大田原高林線)との交点が大田原側の起点です。
ぽっぽ通り(東野鉄道廃線跡) | |
名称 | ぽっぽ通り(東野鉄道廃線跡)/ぽっぽどおり(とうやてつどうはいせんあと) |
所在地 | 栃木県大田原市住吉町〜那須塩原市西朝日町 |
電車・バスで | JR西那須野駅からすぐ |
駐車場 | 周辺の有料駐車場を利用 |
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