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上野東照宮・お化け灯籠

上野東照宮・お化け灯籠

東京都台東区上野恩賜公園内にある、東照大権現(徳川家康)を祀る神社が上野東照宮。徳川御三家など諸大名から奉納された48基の銅灯籠(国の重要文化財)が、有名ですが、佐久間勝之(さくまかつゆき)が奉納の巨大な灯籠は、お化け灯籠として有名。日本三大灯籠にも数えられています。

日本三大灯籠に数えられる佐久間灯籠

日本三大灯籠に数えられるのは、熱田神宮(名古屋市)の佐久間灯籠、南禅寺(京都市)の佐久間灯籠、そして上野東照宮・お化け灯籠で、いずれも佐久間勝之(さくまかつゆき)の寄進(佐久間灯籠)。

南禅寺の佐久間灯籠は、寛永5年(1628年)、藤堂高虎が大坂夏の陣で戦死した兵たちの菩提を弔うために三門も寄進した際、三門前に巨大な石灯籠を奉納したもの。
上野東照宮は、寛永4年(1627年)、藤堂高虎が上野にあった自邸内に創建した東照権現社が始まり。
つまりは外様大名でありながら家康に譜代大名格(別格譜代)として重用された藤堂高虎と佐久間勝之の密なる関係、そして徳川幕府への忠誠心を示すため、巨大な灯籠を寄進したのだと推測できます。
お化け灯籠と呼ばれる佐久間灯籠は、寛永8年(1631年)の奉納。
灯籠には、「奉寄進佐久間大膳亮平朝臣勝之 東照大権現御宝前石燈籠」と刻まれています。
東照大権現は、元和3年2月21日(1617年3月28日)に朝廷から贈られた徳川家康の神号で、正保2年(1645年)に宮号の宣下があり、東照大権現は東照宮と称するようになっていますが、それ以前なので、「東照大権現御宝前」となっています。

現存する社殿は、慶安4年(1651年)創建で、ほかの灯籠もその時代ですから、佐久間勝之が奉納したのは、藤堂高虎邸時代で、いち早いものということに(まだ灯籠はわずかしか奉納されていなかった頃です)。

高さが6.06m、笠石の周囲3.63mの巨大な灯籠なので、お化け灯籠という名が付いたのです。

上野東照宮・お化け灯籠
名称 上野東照宮・お化け灯籠/うえのとうしょうぐう・おばけどうろう
所在地 東京都台東区上野公園9-88
関連HP 上野東照宮公式ホームページ
電車・バスで JR上野駅公園口から徒歩10分
ドライブで 首都高速上野ランプから700m
駐車場 なし/周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 上野東照宮 TEL:03-3822-3455
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

上野東照宮

駿府城に家康を見舞った藤堂高虎(とうどうたかとら)の上野の屋敷地に建立された徳川家康、吉宗、慶喜を祀る神社で、正式名称は東照宮。明治以前は東叡山寛永寺の一部だったが、明治の神仏分離で神社として独立しています。出世、勝運、健康長寿にご利益があ

日本三大灯籠とは!?

日本三大灯籠といわれる巨大な灯籠は、すべて佐久間灯籠(さくまどうろう)と呼ばれるもので、佐久間勝之(さくまかつゆき)が、大坂夏の陣の鎮魂を込めて南禅寺(京都)に、自身の難破を祈願した故郷の熱田神宮(名古屋)に、そして東照大権現(徳川家康)を

 

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