東京都新島村、新島の南部、向山(むかいやま)の最高峰・大峯(300.8m)の中腹にあるのが大峰展望台。新島の展望台としては珍しく、島の東西の海、両方を眺めることができます。向山にある大峯、石山、丹後山などのピークは、仁和2年(886年)の火山活動の記録がある溶岩円頂丘です。
大峯の北山腹から新島の両岸を一望に
向山の北側から大峯(300.8m)へと登る車道(舗装道路)の途中にあるのが大峰展望台。
幅員の狭い車道(センターラインはありません)の路側に小さな園地があるだけですが、北側の宮塚山に対峙し、本村の家並みと前浜(新島西海岸)、羽伏浦海岸(東海岸)、新島空港を眼下にします。
新島空港などのある島中央の台地部分は、仁和2年(886年)の向山火山の噴火による火砕物で形成されています(新島では9世紀以降の噴火の記録はありません)。
標高は250mほどで、道の反対側には火口と推測できる凹地もあります。
車道途中から大峯(300.8m)への登山道は、国土地理院の地形図に破線で示されていますが、廃道化しており、入口の表示も撤去されています。
徒歩の場合は、向山をぐるりと周回する向山ハイキングコースの利用を(一周3時間)。
車道歩きとなりますが、車はほとんど通らないため、快適です。
大峰展望台 | |
名称 | 大峰展望台/おおみねてんぼうだい |
所在地 | 東京都新島村中ノ沢 |
関連HP | 新島観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | 新島港から徒歩55分 |
ドライブで | 新島港から約3.5km |
問い合わせ | 新島観光協会 TEL:04992-5-0001/FAX:04992-5-0946 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag