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かつしかハープ橋

かつしかハープ橋

東京都葛飾区、綾瀬川と中川の合流地点に架る首都高速中央環状線の橋が、かつしかハープ橋。橋長455m(最大支間長220m)のゆるやかにカーブする斜張橋ですが、横浜ベイブリッジ、名港中央大橋なども手掛ける橋梁デザイナー・大野美代子のデザインによる世界初の曲線斜張橋(土木学会田中賞)。

世界初のS字型曲線斜張橋

「日本の橋の風景を変えた一人」ともいわれる大野美代子が、最初に手掛けた橋梁デザインがかつしかハープ橋。
S字状のカーブは、実は中川に設置された上平井水門を避けるための逃げ道ですが、直線の橋と比べ、「ねじれ」と呼ばれる雑巾を絞る時のような力が働く、そして路面勾配が生まれるため、構造設計が難しくなります。
その「ねじれ」問題を2つの主塔から点対称に配置された48本のケーブルで改称しているのです。
工事に着手したのが昭和52年12月15日、ハープ橋が完成したのが昭和62年9月8日なので、10年近く費やした難工事だったことが推測できます。
当時の『土木学会誌』には、「世界初の曲線斜張橋という新分野を開拓した橋梁」として紹介され「S字型曲線斜張橋として細部の意匠に細心の注意を払い」、「きわめて斬新かつ優美な景観を創造した橋梁」と絶賛されています。

かつしかハープ橋の構造形式は「一面吊りS字型の斜張橋」で、橋の名前は首都高速初の愛称公募で決められたもの。
ハープ部分を支える塔も、高さ65m、高さ29mと大きく異なり、リズムを生み出しています。

首都高速中央環状線の四つ木IC〜平井大橋IC間にあるので、通行の際はお見逃しなく。

夜にはライトアップされ、川面にハープの姿を映し出します。

かつしかハープ橋
名称 かつしかハープ橋/かるしかはーぷきょう
所在地 東京都葛飾区東四つ木1丁目〜西新小岩3丁目
ドライブで 首都高速中央環状線四つ木IC〜平井大橋IC間
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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