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初寝浦

初寝浦

東京都小笠原村、父島の東海岸、初寝山(220m)の直下の断崖に囲まれた浜が初寝浦。美しいビーチですが、車道は通じておらず、夜明道路と呼ばれる東京都道240号(父島循環線)途中から急な坂道を30分ほど歩く必要があります(帰路は登りで所要40分)。

小笠原特有のウグイス砂の砂浜

小さいながらも美しいビーチで、浜辺の砂は緑色をした小笠原特有のウグイス砂。
これはボニナイトの斑晶を多く含むため。
父島以北の島嶼(父島列島とその北の聟島列島)は5000万年ほど前の海底火山の集合体で、海底火山は現在の伊豆半島から小笠原の火山では産出しないボニナイト(Mgの含有量が多い特殊な安山岩)の溶岩で形成されています。

母島列島は、伊豆諸島の玄武岩や安山岩とよく似た岩石で形成されるため、ウグイス砂はありません(父島列島での火山活動でマグマの温度が下がったためと推測されています)。

父島の人にもきれいなビーチの筆頭にあげるのがこの初寝浦です。
ただし、泳いだ後、初寝浦線歩道の山道を40分かけて登るのが玉にキズ。

初寝浦
名称 初寝浦/はつねうら
所在地 東京都小笠原村父島
関連HP 小笠原村公式ホームページ
ドライブで 二見港から約5kmで駐車スペース
駐車場 初寝浦入口(2台/無料)
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

初寝浦展望台

東京都小笠原村、父島の玄関港で「おがさわら丸」の入港する二見港から夜明道路と呼ばれる東京都道240号(父島循環線)を走り、旭平展望台を過ぎた先にあるのが初寝浦展望台。その名の通り初寝浦を眼下に、沖の東島を眺める展望台です。初寝浦を眼下にする

 

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