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国立天文台・VERA小笠原観測局

国立天文台・VERA小笠原観測局

東京都小笠原村父島、東京から南に1000kmほど離れた小笠原諸島・父島の夜明山(307.4m)北側の山上にあるのが、国立天文台・VERA小笠原観測局。口径20mの電波望遠鏡アンテナがありますが、実はこれが父島最大の建造物。国立天文台が日本全国4ヶ所に設置する口径20mの電波望遠鏡のひとつです。

夜間はオレンジ色のライトアップを実施

日本国内の4ヶ所(岩手県奥州市、鹿児島県薩摩川内市、東京都小笠原村、沖縄県石垣市)に設置された口径20mの電波望遠鏡を合成することで、直径2300kmの観測網VERA(VLBI Exploration of Radio Astrometry=銀河系の3次元立体地図を作るプロジェクト)を構築することができ、つまりは直径2300kmの望遠鏡と同じ性能を発揮できるのだとか。

VERAの4基の電波望遠鏡は国立天文台水沢キャンパス(水沢VLBI観測所)から遠隔で運用され、観測データは水沢キャンパスの相関処理センターで処理されています。

夜間には、オレンジ色にライトアップされ、小笠原で有名な緑色に光るキノコ「グリーンぺぺ」になぞらえた、「オレンジぺぺ」の愛称で親しまれています。
父島観光のナイトツアーの目玉にも。

小笠原の星まつりイベント『スターアイランド』では、1日限定でVERA小笠原観測局施設公開が行なわれています。

国立天文台・VERA小笠原観測局
名称 国立天文台・VERA小笠原観測局/こくりつてんもんだい・ぶいいーあーるえーおがさわらかんそくきょく
所在地 東京都小笠原村父島旭山
関連HP 国立天文台公式ホームページ
電車・バスで 二見港からタクシーで10分
ドライブで 二見港から約5km
駐車場 あり
問い合わせ 国立天文台・VERA小笠原観測局 TEL:04998-2-7333
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

初寝浦展望台

東京都小笠原村、父島の玄関港で「おがさわら丸」の入港する二見港から夜明道路と呼ばれる東京都道240号(父島循環線)を走り、旭平展望台を過ぎた先にあるのが初寝浦展望台。その名の通り初寝浦を眼下に、沖の東島を眺める展望台です。初寝浦を眼下にする

国立天文台・水沢VLBI観測所

岩手県奥州市水沢にある国立天文台の観測施設が、水沢VLBI観測所。明治32年、国際緯度観測事業による世界の6ヶ所の国際緯度観測所のひとつとして開設された臨時緯度観測所が前身。国立天文台の中では、現存する一番古い観測所のひとつです。4ヶ所の口

国立天文台・VERA石垣島観測局

沖縄県石垣市、石垣島の於茂登岳(525.5m)の麓、名蔵ダム近くにあるあるのが、国立天文台・VERA石垣島観測局。国立天文台が日本全国4ヶ所に設置する口径20mの電波望遠鏡のひとつで、VERA観測局のなかで、もっとも南西(北緯24度、東経1

国立天文台・VERA入来観測局

鹿児島県薩摩川内市入来町(さつませんだいしいりきちょう)、鹿児島大学農学部附属農場入来牧場近く、標高541.6mの高原にあるのが、国立天文台VERA入来観測局。国立天文台が日本全国4ヶ所に設置する口径20mの電波望遠鏡のひとつで、国立天文台

 

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