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井の頭恩賜公園・ボート場

井の頭恩賜公園・ボート場

東京都三鷹市、井の頭恩賜公園の井の頭池の中央で、池が二股に分かれる場所にあるのが、ボート場。北からは七井橋、南からは狛江橋で渡る半島状になった先端に位置しています。井の頭恩賜公園は、大正6年5月1日に開園していますが、ボート場も昭和4年7月に開設されています。

通年営業という人気の高いボート場

12月〜2月の水曜のみ定休で、通年営業するというのも、井の頭池のボートの人気の高さから。
都立公園のため、上野恩賜公園などと同様に、手こぎボート(ロウボート/大人3人まで)、サイクルボート(大人2人、小人1人まで)、スワンボート(大人2人、小人2人まで)が用意され、料金も手こぎボート、サイクルボート、スワンボートの順に高くなる仕組み。

「井の頭恩賜公園のボートに乗るとカップルは破局する」という名古屋・東山公園のボート池と同様の都市伝説がありますが、周囲や、京王井の頭線沿線に大学が多く、「若いカップルは、単純に、結婚まで付き合うことができるカップルよりも分かれるカップルの方が多いから」というのが合理的な説明になっています。

井の頭弁財天に祀られる八臂(はっぴ)弁才天が、焼きもちを焼くなどという説もまことしやかに流布していますが(弁才天は仏教の護法神で吉祥天と並ぶ代表的女神)、もともとは、弁才天で持ち物が武器を主体とした武神の性格を帯びた神仏習合の神で、鎌倉時代以降は、宇賀神と結びついて福徳の神に変化し、江戸時代以降、財福信仰と結びつき「弁財天」と記されるようになったもの。

花見シーズン、GW、夏休みの土・日曜などには、ボート場は順番待ちで混雑するので、「カップルは破局」というジンクスにも負けないためにも、それ以外を狙うのが賢明。

井の頭恩賜公園・ボート場
名称 井の頭恩賜公園・ボート場/いのかしらおんしこうえん・ぼーとじょう
所在地 東京都三鷹市井の頭4-1
関連HP 井の頭恩賜公園公式ホームページ
電車・バスで JR吉祥寺駅から徒歩7分
ドライブで 首都高速高井戸ランプから約6.2km
駐車場 60台/有料
問い合わせ 井の頭恩賜公園案内所 TEL:0422-47-6900/FAX:0422-47-9371
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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