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しょうぶ沼公園

東京都足立区谷中2丁目、東京メトロ千代田線北綾瀬駅の駅前にある2.8haの公園が、しょうぶ沼公園。四季の花が楽しめる公園がキャッチフレーズですが、藤棚のほか、花壇、滝、5つの菖蒲田があり、ハナショウブ咲く6月がメイン。140種8100株ものハナショウブが開花します。

かつてはハナショウブ咲く低湿地だった地を公園に

近年は温暖化の影響もあり、沿海州、京舞、金鶏など早生(わせ)が5月下旬に見頃となり、5月下旬〜6月下旬頃に、ハナショウブ観賞用の木道が公開され、間近に観賞が可能。

園内には、落差4mの人工の滝「岩屋の滝」、その水が菖蒲田へと流れる清流「せせらぎ水路」、菖蒲田脇の三連水車などを設置、涼を求める人の姿も見かけます。

かつては谷中地区は、その名の通り、谷の中の低湿地で、野生のノハナショウブ(ハナショウブの改良前の野生種)が多数咲き誇り、菖蒲沼耕地と呼ばれていました。
昭和46年、土地区画整理事業に伴う公園の造成にあたり、旧地名を活かして「しょうぶ沼公園」と名付けたのです。
菖蒲田のハナショウブは、昭和48年、堀切菖蒲園(葛飾区)から2000 株、昭和50年に、地元の有志から1000 株を譲り受けたのが始まりで、江戸系、肥後系、伊勢系など種類と数を増やしていきました。

ノハナショウブを元に、江戸時代から盛んに品種改良が進められ、現在では2000種ものハナショウブが生まれています。

南側には都立東綾瀬公園があり、徒歩5分ほどで移動可能。

例年6月上旬の土・日曜には『しょうぶまつり&世界の食広場』が開催されています。

しょうぶ沼公園
名称 しょうぶ沼公園/しょうぶぬまこうえん
所在地 東京都足立区谷中2-4-1
関連HP 足立区公式ホームページ
電車・バスで 東京メトロ北綾瀬駅からすぐ
駐車場 なし/周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 足立区公園管理課東部公園係 TEL:03-3880-5239
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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