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哲学堂公園

哲学堂公園

東京都中野区松が丘1丁目にある区立公園が、哲学堂公園(てつがくどうこうえん)。哲学館(現・東洋大学)を創立した井上円了(いのうええんりょう)が明治37年、ソクラテス、カント、孔子、釈迦を祀った「四聖堂」を建設したのが始まりです。国の名勝に指定。

哲学世界を視覚的に表現した個性的な公園

「諸学の基礎は哲学にあり」(哲学は「学問世界ノ中央政府」)と考える井上円了は、まず明治37年、「四聖堂」を建設。
続いて明治42年~大正元年に、哲理門、六賢台、三学亭などを整備していますが、井上円了の没後の昭和19年、 遺志で東京都に寄贈され、公園として整備されたのが哲学堂公園です(昭和50年から区立公園に)。
「四聖堂」を当初「哲学堂」と呼んでいたことが公園名の由来。

園内には、哲学堂の正門となる哲理門、哲学の時空間を表した時空岡(じくうこう)、聖徳太子、菅原道真、中国の荘子、朱子、インドの龍樹、迦毘羅の6人を祀る六賢台、神道の平田篤胤(ひらたあつたね)、儒教の林羅山(はやしらざん)、仏教の凝然(ぎょうねん=鎌倉時代の東大寺学僧)の三碩学(さんせきがく)の石額(せきがく)を掲示する三学亭などがあります。

哲学堂公園
名称 哲学堂公園/てつがくどうこうえん
所在地 東京都中野区松が丘1-34-28
関連HP 哲学堂公園公式ホームページ
電車・バスで 西武新井薬師前駅から徒歩12分。都営地下鉄落合南長崎駅から徒歩13分
駐車場 12台/無料、平日のみ利用可能、土・日曜、祝日は周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 哲学堂公園 TEL:03-3951-2515/FAX:03-3951-2280
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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