サイトアイコン ニッポン旅マガジン

京浜運河緑道公園

京浜運河緑道公園

東京都品川区八潮1丁目・5丁目にある東京港の海上公園のひとつが、京浜運河緑道公園。京浜運河の東岸沿い(対岸の西岸は東京モノレール)、延長2.5kmの緑道公園で、北は若潮橋の南詰から、南は東京モノレール大井競馬場前駅へと連絡する勝島橋まで続いています。

京浜運河沿い南北に続く緑道は、散策に絶好

勝島橋の通る競馬場通りから南側には、大井ふ頭中央海浜公園、さらにその南東には東京港野鳥公園が広がり、緑豊かなエリアに。
東側の首都高速湾岸線に沿っては大井ふ頭緑道公園があり、京浜運河緑道公園と組み合わせれば、周回するランニング、ウォーキングコースが誕生します。

東京モノレール天王洲アイル駅から品川ふ頭橋、若潮橋を渡り、京浜運河緑道公園を経て大井競馬場前駅まで駅の運河沿いの散策を楽しむこともできます(3.6km、所要1時間ほど)。

京浜運河は、関東大震災の経験から(当時はまだ東京には満足な港がありませんでした)、東京〜横浜間の海上輸送の重要性が高まり、開削と東側の埋立地造成により運河として誕生したもの。
総延長22.6km、水深9mの汽船航路を確保した幅600~700mの運河で、開削した土で埋立地を造成する計画でしたが、海苔の養殖ができなくなるなどの漁業者の反対、戦争の激化もあり、昭和18年に工事は打ち切りに。
造成途中の平和島に連合国軍兵士の俘虜収容所が置かれるなどしていますが、戦後、羽田空港が整備され、羽田空港で南北に分断される京浜運河のかたちとなったもの。

現在、京浜運河にはクロダイなども生息し、安全柵などはないものの、釣り場としても人気です(水質汚染を防ぐため、餌のアミコマセ等をまいて釣りをする「撒き餌釣り」の行為は禁止)。

京浜運河緑道公園
名称 京浜運河緑道公園/けいひんうんがりょくどうこうえん
所在地 東京都品川区八潮
関連HP 東京港南部地区海上公園ガイドホームページ
電車・バスで 東京モノレール大井競馬場前駅から徒歩5分。東京モノレール・東京臨海高速りんかい線天王洲アイル駅から徒歩10分
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 大井ふ頭中央海浜公園 TEL:03-3790-2378/FAX:03-3790-2993
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

大井ふ頭中央海浜公園

東京都品川区、モノレールの大井競馬場前駅から歩いて数分の距離にある、京浜運河沿いに位置する品川区立公園が大井ふ頭中央海浜公園。東京港海上公園のひとつで、「スポーツの森」、「なぎさの森」と大きく2つに分かれ、スポーツの森には陸上競技場、テニス

東京港野鳥公園

東京都大田区、東京港の大井埋立地に雨水が溜まって自然にできた池を利用した野鳥の聖域が、東京港野鳥公園。東京都中央卸売市場大田市場に隣接する園内には干潟、ヨシ原、森、淡水池、田んぼなど、多様な自然環境が再現され、210種以上の野鳥が飛来。東京

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

モバイルバージョンを終了