東京都港区海岸1丁目、竹芝ふ頭公園、ニューピア竹芝サウスタワー(一階が竹芝客船ターミナル)前にあるのが、モヤイ像。竹芝ふ頭には、東海汽船の伊豆諸島への船が出航する竹芝桟橋があり、新島でつくられたモヤイ像が、東京の海の玄関口として竹芝ふ頭公園に置かれています。
新島への「さるびあ丸」も発着する竹芝桟橋に設置
竹芝ふ頭公園には男性と女性のモヤイ像がそれぞれ1体ずつ配され、伊豆諸島への玄関口である竹芝桟橋の船旅の雰囲気を盛り上げています。
新島の共同の意識から生まれた精神で、素朴な人々のやさしい心を表す「もやい」と呼ばれる美しい風習を背景に、大後友市(だいごゆういち)さんが、島起こしのため、新島特産の抗火石を使って、昭和39年に誕生したのがモヤイ像「流人のオンジイ」(流人のおじさん)。
漁に出れないような日には、漁師やその家族は山に登り、建築資材としての抗火石を採石し、「もやい」の精神で島人の家や、豚小屋などを築いたのだとか。
離島ブームを背景に、大後友市さんが「くさやと流人の島に新たな名物を」と考えて、抗火石を使った「モヤイ像」を島内に100体以上制作。
さらに昭和50年代には、渋谷駅前、蒲田駅前、お台場海浜公園、そして竹芝ふ頭公園などにも設置されたのです。
竹芝ふ頭公園・モヤイ像 | |
名称 | 竹芝ふ頭公園・モヤイ像/たけしばふとう・もやいぞう |
所在地 | 東京都港区海岸1−12 |
電車・バスで | ゆりかもめ竹芝駅から徒歩1分 |
ドライブで | 首都高速芝公園ランプから約3.5km |
駐車場 | 周辺の有料駐車場を利用 |
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