サイトアイコン ニッポン旅マガジン

矢川緑地

矢川緑地

東京都立川市羽衣町3丁目、立川段丘崖を水源として流れる矢川(延長1.3km)とその周辺に広がる自然を活かした貴重な緑地が、矢川緑地。上流部には湿地帯、下流部には樹林帯が隣接、各所に崖線からの湧水があるという武蔵野らしい風景が残され、湿地帯には木道も整備されています。

崖線から湧水を集めて流れる矢川と雑木林を散策

シラカシ、ケヤキ、コナラ、スダジイ、マテバシイが茂る森、ヨシ、スゲ、ミクリ、ヤナギモが繁茂する湿地と、自然観察にも絶好の地で、昭和52年3月31日には、「東京における自然の保護と回復に関する条例」に基づいて、東京都緑地保全地域に指定されています(矢川緑地保全地域/2.1ha)。
矢川の流路の大部分は玉石積護岸になっていますが、水量も多く、水質も良い状態が保たれ、その上流部が矢川緑地保全地域に指定されるエリア(矢川の北側は保全事業による植栽地、南側が湿地)で、矢川ふれあいボランティアが保全活動を行なっています。

JR南武線矢川駅〜谷保駅に、矢川緑地保全地域と、ママ下湧水、城山公園(城山歴史環境保全地域)を結ぶ「雑木林のみち 矢川・青柳コース」(5.9km)が整備され、散策に絶好です。

矢川緑地
名称 矢川緑地/やがわりょくち
所在地 東京都立川市羽衣町3-26
関連HP 立川市公式ホームページ
電車・バスで JR矢川駅、西国立駅から徒歩10分
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 立川市まちづくり部公園緑地課 TEL:042-528-4363/FAX:042-521-3020
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

ママ下湧水公園

東京都国立市矢川3丁目、多摩川河川敷公園の東にあるのが、ママ下湧水公園。東京の名湧水57選に選定のママ下湧水一帯を公園(0.37ha)として整備したもの。ママとは、崖を意味する古語。多摩川が武蔵野の大地を削ってできた崖線のひとつ、青柳崖線(

ハケ下散策路

東京都国立市谷保、ヤクルト中央研究所の脇に続く散策路が、ハケ下散策路。ハケとは崖のことで、太古、多摩川が武蔵野台地を削りながら転遷した河岸段丘の崖で、崖下は湧水源になっています。ハケ下散策路脇には谷保分水が流れ、西側のママ下湧水公園まで分水

根川緑道

東京都立川市柴崎町、錦町にまたがる広域の総合公園が立川公園。その根幹となるのが、残堀川から分かれ、多摩川に合流する根川に沿って続く延長約1.3kmの根川緑道です。周辺には体育館や野球場、陸上競技場などのスポーツ施設が点在し、散策に絶好。春に

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

モバイルバージョンを終了