年末年始など、東海道新幹線の「のぞみ」は全車指定席に。そんな時に意外に人気なのが、「ひかり」の自由席。始発駅の東京駅はもちろん、途中駅で「ひかり」の自由席に並ぶ場合には、2号車・4号車の前で! 理由は、単純に「座席数が多いから」で、間違っても1号車は避けるのが賢明です。
車両別の座席数を頭に入れて、列に並ぼう!
東海道新幹線「ひかり」は、16両編成のうち、1号車〜5号車が自由席、「こだま」は、1号車〜6号車、13号車〜16号車が自由席です。
N700系・N700Aの先頭・最後尾の1号車は、2+3のシート配置で、13列。
2号車、4号車、6号車、14号車は、2+3のシート配置で、20列。
3号車は、トイレを設備する関係で17列、5号車、13号車も18列しかありません。
15号車も同様にトイレ配置で15列、東京方面の先頭、東京駅では最後尾の16号車は15列しかありません。
つまり最大座席数の車両と、最少座席数の車両では7列×5で、35名分も座席定員が違うのです。
ホームに並んでいる数だけを見て、列の少ないところに並ぼうとするのが心理ですが、まず、この車両別座席数を頭にインプットしておけば、座れる確立がアップします。
「ひかり」の場合は、2号車、4号車、「こだま」の場合は、2号車、4号車、6号車、14号車に並ぶことがおすすめです。
4号車に着席した場合、トイレは5号車の4号車寄りにあるので、困ることはありません。
「偶数の車両の席数が多い」と覚えておけばOKです。
1号車、16号車に関しては階段から遠いから空いているというケースもありますから、臨機応変さも必要です。
加えていえば対策としては、「ひかり」で、名古屋、京都、新大阪までなら、新大阪行きを選んで、岡山行きを避ける、「こだま」で名古屋までで下車する場合は名古屋行きを選択し、新大阪行きを避けるなどをすればさらに着席できる確立はアップするでしょう。
「ひかり」で自由席に並ぶなら2号車、4号車の前で! | |
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