2024年4月9日(火)~5月8日(水)9:00~17:00(入苑締切)、上野東照宮『第45回春のぼたん祭』を開催。上野東照宮ぼたん苑は、昭和55年に日中友好を記念して開苑したもので、「富貴花」、「花王」、「花神」などの別名もある牡丹(中国西北部原産)は、徳川家康を祀る東照宮にはピッタリの花。110種600株ほどの牡丹が見事に咲き競います。
牡丹だけでなく、華鬘草、石楠花も見頃に!
上野東照宮の牡丹は、中国牡丹、アメリカ品種、フランス品種を含め600株近くの牡丹が咲き誇ります。
4月中旬からは華鬘草(けまんそう=荷包牡丹)や石楠花(しゃくなげ)、5月上旬からは芍薬(しゃくやく)も見頃を迎えます。
江戸時代の園芸技術で、上流社会の愛好品だった牡丹も、庶民の手に移り、元禄年間(1688年〜1704年)、宝永年間(1704年〜1711年)の頃、爆発的な流行となり、深川八幡など牡丹の名所が生まれました。
「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿が百合の花」は、天明6年(1786年)の松葉軒東井編『譬喩尽』(たとえづくし=故事ことわざ辞典)に掲載されているので、天明年間(1781年〜1789年)には牡丹が一般的な花だったことがよくわかります。
ちなみに上野東照宮は、例年、冬(1月1日〜2月下旬)と春(4月中旬〜5月中旬)に『ぼたん祭』が行なわれています。
冬、春ともに入苑料が必要。
上野東照宮『第45回春のぼたん祭』|2024 | |
開催日時 | 2024年4月9日(火)~5月8日(水)9:00~17:00(入苑締切) |
所在地 | 東京都台東区上野公園9-88 |
場所 | 上野東照宮 |
関連HP | 上野東照宮公式ホームページ |
電車・バスで | JR上野駅公園口から徒歩10分 |
ドライブで | 首都高速上野ランプから700m |
駐車場 | なし/周辺の有料駐車場を利用 |
問い合わせ | 上野東照宮 TEL:03-3822-3455 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag