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弓ヶ浜

美保湾と中海を隔てる長大な砂洲でできた海岸。まさに弓のように美しく弧を描いた白砂青松の海岸が、幅4km、長さ20kmにわたって続ています。有名な境港、皆生温泉(かいけおんせん)もこの一角に。弓ヶ浜の東端に河口がある日野川が運ぶ大量の土砂が堆積したもので、膨大な土砂は美保湾を分断し中海を誕生させました。

弓ヶ浜展望台、弓ヶ浜公園がレストポイント

中世・近世に盛んだった「たたら製鉄」は、大量の木炭を必要としましたが、そのために木を伐採し山が荒れたことも砂の堆積の要因になったと推測されています。そんな弓ヶ浜は、「日本の渚百選」、「日本の白砂青松100選」に選定されています。
弓浜(きゅうひん)半島、夜見ヶ浜半島、五里ヶ浜とも呼ばれ、国引き神話では島根半島を引き与せる綱として伝えられています。
古代には島(夜見ヶ島)だったと推測され、土砂の堆積で砂州が誕生、現在の半島になったのは鎌倉・室町時代以降のこと。

弓ヶ浜の中央、米子市の富益町には弓ヶ浜展望台(弓ヶ浜展望駐車場)があり、美保湾を全望し、浜越しに大山を眺望。
また米子市が弓ヶ浜公園を整備しており、芝生広場や遊具や休憩所があります。

弓ヶ浜
名称 弓ヶ浜/ゆみがはま
所在地 鳥取県米子市富益町
関連HP 米子観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR米子駅から日ノ丸バス境港行きで20分、弓ヶ浜海岸下車、すぐ
ドライブで 米子自動車道米子ICから約11km
駐車場 100台/無料
問い合わせ 米子観光協会TEL:0859-37-2311/FAX:0859-37-2377
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

中海

2020年4月25日

 

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