吉備王国とも呼ばれ、繁栄した古代の岡山県。近畿以外では最大の古墳で、立ち入り出来る古墳では日本で最大の造山古墳(岡山市、墳丘長350m/全国4位)を筆頭に、作山古墳(総社市、286m/全国10位)、両宮山古墳(赤磐市、206m/国内34位)が岡山県三大古墳です。
造山古墳
所在地:岡山県岡山市北区新庄下
墳丘長:350m/全国4位、近畿以外では最大の古墳で、立ち入り出来る古墳では日本で最大
築造の年代:5世紀初め(古墳時代中期)
史跡指定:国の史跡
被葬者:九州、朝鮮半島と交易を行ない、畿内のヤマト王権に対抗できる、古代吉備の大王の墓
作山古墳
所在地:岡山県総社市三須
墳丘長:286m/全国10位
築造の年代:5世紀中頃(古墳時代中期)
史跡指定:国の史跡
被葬者:吉備地方を支配していた権力者の墓
両宮山古墳
所在地:岡山県赤磐市穂崎
墳丘長:206m/国内34位(200m以上の古墳は41基)
築造の年代:5世紀後半(古墳時代中期)
史跡指定:国の史跡
被葬者:墳丘長525mで日本最大の大仙陵古墳(5世紀前期〜中期造営、伝・仁徳天皇陵/大阪府堺市堺区)の5分の2スケールで設計され、内濠、外濠の2重周濠が巡らされているため、ヤマト王権の大王との近親関係にある首長の墓と推測できます
岡山県三大古墳とは!? | |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag