富山県の西南に位置する山に囲まれた集落が南砺市の相倉合掌造り集落(世界遺産)。越中五箇山(えっちゅうごかやま)は、飛騨白川地方から流れ出る庄川(しょうがわ)の上流にあり、そびえ立つ山々に囲まれた小さな盆地。この地に平家の落人たちが住みついたと伝えられ、20棟の合掌造りの建物が現存し、南砺市相倉伝統的建造物群保存地区に選定。
世界文化遺産に登録の合掌造り集落
合掌造りは、両手を合わせて合掌礼拝する形から真宗信徒の多い地元では「ナムアミダブツ建て」と呼んでいました。
昭和45年に国の史跡に指定されて以来、国の重要伝統的建造物群保存地区となり、平成7年には、ユネスコの世界文化遺産にも登録。
「なかや」、「庄七」、「長ヨ門」、「三五郎」など合計7軒が合掌造りの民宿を営んでいるので時間が許せばぜひ1泊して合掌造りの生活を体験を。
現在の相倉集落には、合掌造りの建物が新旧民家と寺、道場、合掌小屋を合わせて20棟が建っています。
集落全体の戸数は明治20年代には50戸を超えてもっとも多く、現在は江戸時代中期と同じ二十数戸となっています。
名称 | 世界遺産 相倉合掌造り集落(南砺市相倉伝統的建造物群保存地区)/せかいいさん あいのくらがっしょうづくりしゅうらく(なんとしあいのくらでんとうてきけんぞうぶつほぞんちく) |
所在地 | 富山県南砺市相倉 |
関連HP | 公式五箇山観光情報サイト |
電車・バスで | JR高岡駅・JR新高岡駅・JR城端駅から世界遺産バス利用、相倉口下車、徒歩10分 |
ドライブで | 東海北陸自動車道五箇山ICから約12km |
駐車場 | 相倉共同駐車場(100台/有料) |
問い合わせ | 五箇山総合案内所 TEL:0763-66-2468 |
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