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絹の清水

絹の清水

隣にあった豆腐店(卯助ま)が絹ごし豆腐を作っていたことが名の由来という富山県黒部市生地の湧水が絹の清水(きぬのしょうず)。絹のような豆腐を生み出す清水という意で、今も生活用水として活用されています。黒部市生地地区は、黒部川扇状地の末端部分に位置し、絹の清水も環境省の名水百選選定「黒部川扇状地湧水群」のひとつ。

美味しい豆腐を生み出した軟水が湧く!

豆腐店「卯助ま」(うすけま)の滑らかな豆腐を生んだという絹の清水。
黒部川は、北アルプスの中央部に位置する黒部奥山の鷲羽岳に源を発し、急峻なアルプスを削って黒部市の扇状地で平野部に出ます。
扇頂角60度の黒部川扇状地の末端の生地地区では地下水が大量に湧き出していますが、水に溶けにくい硬い岩の間を流れるため、水質はカルシウムや鉄などの成分が少ない軟水。

豆腐の80パーセント以上は水分で、実は軟水が美味しく、柔らかい豆腐の条件。
つまり、絹の清水を使った豆腐店「卯助ま」の豆腐は、まさにこの湧水の特性を活かしたものだったと推測できます。

名称 絹の清水/きぬのしょうず
所在地 富山県黒部市生地
関連HP 黒部市公式ホームページ
電車・バスで あいの風とやま鉄道線生地駅から徒歩35分
ドライブで 北陸自動車道黒部ICから約7km
駐車場 くろべ名水公園駐車場(58台)を利用
問い合わせ 黒部市商工観光課 TEL:0765-54-2111
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

黒部川扇状地湧水群

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岩瀬家の清水(皇國晴酒造)

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弘法の清水(四十物町)

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