富山県富山市八尾町にあるJR高山本線の駅が、越中八尾駅(えっちゅうやつおえき)。毎年9月1日〜9月3日に開催される『おわら風の盆』では臨時列車も運転されています。昭和2年9月1日、鉄道省により飛越線の駅として開業したもので、現存する木造の駅舎は開業時のものです。
『おわら風の盆』の玄関駅はレトロな木造駅舎
駅舎は、石川県の七尾線七尾駅を移築したもの。
大正14年12月15日、七尾線が和倉駅(現在の和倉温泉駅)まで延伸した際に、七尾駅は移築となり、旧駅舎を越中八尾駅に転用したもの。
つまりは昭和2年築ということではなく、それ以前(七尾駅の開業は明治31年)という歴史たる建物ということに。
七尾線の本津幡駅の駅舎も往時のものですが、似た特徴もあり、明治時代の建築物である可能性が大ということに。
越中八尾駅 | |
名称 | 越中八尾駅/えっちゅうやつおえき |
所在地 | 富山県富山市八尾町福島50 |
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