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凌雲寺跡

凌雲寺跡

山口県山口市中尾にある大内氏遺跡の一部として国の史跡に指定されているのが、凌雲寺跡(りょううんじあと)。大内氏14代・大内義興(おおうちよしおき)が了庵桂悟(りょうあんけいご)を開山として、永正4年(1507年)頃に創建した菩提寺・凌雲寺の跡。惣門跡の石垣、大内義興の墓などが現存しています。

朝鮮、明との交易で財を成した大内義興開基の寺

大内義興は、室町幕府の管領代となって将軍の後見人となり、周防・長門・石見・安芸・筑前・豊前・山城の7ヶ国の守護職を兼ねていましたが、すでに時代は戦国時代に入り、尼子氏の勢力拡大に悩まされています。
神仏を尊崇する大内義興は、永正15年(1518年)、伊勢皇太神宮を勧請。
これが、現在、山口藩庁門近くに建ち、「西のお伊勢さん」とも呼ばれる山口大神宮。

朝鮮交易と遣明船貿易も独占して財を蓄え、天下取りをも目指した大内義興は、その財力を背景に凌雲寺も建立。
天文9年(1540年)には大内義興の十三回忌が凌雲寺で営まれていますが、大内氏の滅亡とともに、寺も廃寺になったと推測されています。

現在は、湯田温泉の北の谷間に自然石が積まれた石垣が残るのみですが、当時の規模を物語っている遺構です。

大内氏館跡・築山跡・高嶺城跡・凌雲寺跡で国の史跡「大内氏遺跡 附(つけたり)凌雲寺跡」に指定されています。

凌雲寺跡
名称 凌雲寺跡/りょううんじあと
所在地 山口県山口市中尾
関連HP 山口市公式ホームページ
電車・バスで JR湯田温泉駅からタクシーで15分
ドライブで 中国自動車道湯田温泉スマートICから約10km
駐車場 10台/無料
問い合わせ 山口市教育委員会事務局文化財保護課 TEL:083-920-4111/FAX:083-920-4112
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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