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鳥海湖

鳥海山の噴火によって誕生した鳥海山山上・西鳥海馬蹄形カルデラ内の鳥ノ海火口が鳥海湖。別名鳥ノ海。15万年前に始まった西鳥海の火山活動で誕生しました。大平口と鉾立口(ほこたてぐち)からの登山道が合流する7合目・御浜(おはま)にあり、湖面の標高は1575m。一帯は高山植物の群落となっています。

鳥海山の7合目、西鳥海カルデラ内にある鳥ノ海火口湖

鳥海山登山道から見下ろした鳥海湖と大平口

鳥海湖は、長径274m、短径164m、最大深度4.7mの火口湖。
鳥海湖周辺は、7月中旬〜8月上旬ならチョウカイアザミ、ハクサンフウロ、ニッコウキスゲ、ウメバチソウ、マルバシモツケ、ミヤマシシウドのお花畑に。
とくに扇子森東斜面や長坂道の南西斜面は鳥海山随一のお花畑です。

夏の遅くまで雪渓も残るから「真夏の雪合戦」も楽しめます。
夏の初め(7月)には軽アイゼンを準備したほうが無難です。
鳥海湖、そして鍋森の溶岩ドームを一望にするのが、鳥海山随一の展望スポットである7合目にあたる鳥ノ海御浜神社・御浜参籠所(標高1700m)。
7合目・御浜参籠所(御浜小屋)の営業は7月上旬〜9月上旬(宿泊の予約は鳥海山大物忌神社/連絡先TEL0234-77-2301)。

「鳥海山四合目雲上の宿 大平山荘」の建つ鳥海ブルーライン(山形県道210号鳥海公園吹浦線)途中の大平口(おおだいらぐち/標高1000m)から徒歩2時間30分。
秋田県側で鳥海ブルーラインの最高所に位置する鉾立口(ほこだてぐち/標高1150m)から徒歩2時間。

鳥海山・飛島ジオパークのジオサイトにもなっています。

取材班おすすめ! にかほ市・遊佐町・鳥海登山の宿はここ!

象潟夕日の宿 さんねむ温泉

鳥海山の秋田県側の入口、秋田県にかほ市、象潟駅から徒歩20分の地に建つ2015年4月にオープンした温泉ホテル。
全33室の客室は、ツイン、ファミリールーム(和洋室)、和室など7タイプあり、家族旅行にも絶好です。
源泉かけ流し(単純硫黄泉)の1階大浴場からは日本海、3階展望浴場から鳥海山を眺望。
夕食は日本海御膳などの会席料理、朝食は和定食です。

鳥海温泉 遊楽里

鳥海山の山形県側の入口、山形県遊佐町にある設備充実の公共の宿(温泉ホテル)。
和室(6畳、8畳、10畳)を中心に、ツイン、和洋室(4名利用可能)、特別室(6名まで利用可能)の4タイプあって、ファミリーにも対応しています。
温泉は茶褐色の塩化物泉で、24時間かけ流しで利用可能。
夕食は、庄内豚のしゃぶしゃぶプラン、アワビの踊り焼きプラン、カニのしゃぶしゃぶプランなどが自慢。
料金設定はかなりエコノミーです。
JR吹浦駅またはJR遊佐駅から送迎も可能。

鳥海湖
名称 鳥海湖/ちょうかいこ
所在地 山形県飽海郡遊佐町吹浦鳥海山
関連HP 遊佐町公式ホームページ
電車・バスで JR酒田駅前から庄内交通バス鉾立行き(季節運転)で1時間15分、終点下車、徒歩2時間
ドライブで 日本海東北自動車道遊佐比子ICから約25kmで大平口(吹浦口)
駐車場 大平山荘駐車場、または、大平口路肩部分に駐車スペース(20台)
問い合わせ 遊佐鳥海観光協会 TEL:0234-72-5666/FAX:0234-72-3999
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

鳥海山大平口

2021年7月10日

鳥海ブルーライン

2021年7月10日

鳥海山

2017年7月28日

 

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