山寺と通称される立石寺(りっしゃくじ)の三重小塔は、山上の奥の院下、華蔵院(けぞういん)脇にある岩窟の鞘堂に納められています。十穀静允(じっこくじょういん)作と伝えられ、静雲が寄進したもの。建立は永正16年(1519年)と記されています。この塔は相輪頂までの高さが2.4mほどで、日本一小さいもので、国の重要文化財に指定されています。
室町時代の塔は国の重要文化財
室町時代末期の杮葺き(こけらぶき)の塔は、巨岩の洞穴のなかに安置されています。
外見ではよくわかりませんが、内部は省略した重箱構造で、装飾性の強い工芸品的小塔。
立石寺・三重小塔 | |
名称 | 立石寺・三重小塔/りっしゃくじ・さんじゅうしょうとう |
所在地 | 山形県山形市山寺4456-1 |
関連HP | 立石寺公式ホームページ |
電車・バスで | JR山寺駅から徒歩5分で山門 |
ドライブで | 山形自動車道山形北ICから約10.6km |
駐車場 | 150台/有料 |
問い合わせ | 立石寺山門寺務所 TEL:023-695-2843 |
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