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子守堂の桜

子守堂の桜

置賜さくら回廊途中、山形県白鷹町、本庄氏の居城・鮎貝城跡に咲く巨桜が子守堂の桜。樹高19m、推定樹齢1000年のエドヒガンの古木で、フラワー長井線四季の郷駅に近い、鮎貝郵便局の西側に位置しています。鮎貝城主が建立した子育てにご利益がある地蔵堂に咲くのが名の由来。600mほど北東に赤坂の薬師桜もあるのでハシゴが可能。

子育てにご利益の地蔵堂に咲く巨桜

鮎貝城主の本庄氏は、米沢藩上杉家の家臣。
江戸時代初めの一国一城令で鮎貝城は廃城となり、米沢藩では領境で他藩からの攻撃を防備する支城を御役屋、城代を御役屋将と称したため、江戸時代には鮎貝城ではなく、鮎貝御役屋というのが正式な名前に。

鮎貝御役屋将・本庄義長(在任:1721年~1745年)は生まれた子が早世し、丈夫な子息が育たず、難儀してました。
最後に残った三女・以津子姫を育てた時、一人の童子がやって来て病弱な以津子姫を無事に育てた後、丘の上に草履だけを残し忽然と姿を消しました。
賤しい身なりの童子でしたが、実は地蔵菩薩の化身だったという物語が伝えられています。
その残された草履があった地に建てられたのがこの子守堂というわけなのです。

「子守堂のサクラ」の名称で山形県の天然記念物に指定されています。

子守堂の桜
名称 子守堂の桜/こもりどうのさくら
所在地 山形県西置賜郡白鷹町鮎貝桜館3347
関連HP 白鷹町観光協会公式サイト
電車・バスで フラワー長井線四季の郷駅から徒歩10分
ドライブで 東北自動車道福島飯坂ICから約79km
駐車場 なし
問い合わせ 白鷹町観光協会 TEL:0238-86-0086/FAX:0238-86-0087
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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