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上山藩武家屋敷・三輪家

上山藩武家屋敷・三輪家

山形県上山市、上山城の西側を南北に走る仲丁通り(武家屋敷通り)沿いに4軒並んで現存する中級武家屋敷のうちの1軒で、上山市が所有し内部も公開されているのが三輪家(有料公開施設)。戦後もここで暮らしていたため、生活に便利な様に改築されていますが、往時の雰囲気を残しています。

内部が公開される武家屋敷

主屋に面した庭には池があり、八幡堂堰からの水を湛えています。
庭も苔に覆われて風情があります。
三輪家の初代、飯田(はんだ)小助は豊前国中津藩・奥平氏に仕えていた飯田一翁の次男で、寛政8年(1796年)に上山藩5代藩主・松平信古(まつだいらのぶふる)の家臣となり、三輪氏を名乗るようになったもの。
初代は上山藩の江戸上屋敷に勤め、2代目は江戸時代後期にはに側用人(そばようにん)、勝手方、参政(藩主の代理的な役割を果たす職)を担った重鎮になっています。

建物は文化年間(1804年〜1818年)初期の築と推測されますが、藩政時代には側用人として、上山と江戸、大坂の往復を繰り返す慌ただしい勤務で、あまりこの屋敷では暮らしていません。

上山藩武家屋敷・三輪家
名称 上山藩武家屋敷・三輪家/かみのやまはんぶけやしき・みわけ
所在地 山形県上山市鶴脛町1-7-46
関連HP 上山市公式ホームページ
電車・バスで JRかみのやま温泉駅から徒歩15分
ドライブで 山形自動車道山形蔵王ICから約14km
駐車場 上山城郷土資料館(上山城)駐車場を利用
問い合わせ 上山市教育委員会 TEL:023-672-1111/FAX:023-672-3001
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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