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日野春駅

日野春駅

山梨県北杜市長坂町にあるJR中央本線の駅が、日野春駅(ひのはるえき)。明治37年12月21日、鉄道院敷設の中央本線韮崎駅〜富士見駅間開通で開業した歴史ある駅で、旧・日野春村の玄関駅。現存する駅舎は開業時のもので、中央東線を代表するレトロな駅舎になっています。

駅周辺は甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山のビューポイント

韮崎駅〜富士見駅間の延伸時には、日野春駅、小淵沢駅の2駅しかなく、日野春駅には、蒸気機関車に給水するための給水塔も設置されていました。
昭和39年8月23日に甲府駅〜上諏訪駅間が電化するまで、この給水塔は現役で使用され(昭和41年に廃止)、往時には徹夜勤務の給水機関方2名が配属されていました。

普通列車のみの停車駅で、みどりの窓口などもありません。

駅舎は南アルプス甲斐駒ヶ岳(かいこまがたけ)、鳳凰三山(ほうおうさんざん=薬師岳、観音岳、地蔵岳)を仰ぐ、標高615mの高原地帯にあり、国蝶・オオムラサキの生息地(6月〜7月の初夏にオオムラサキが飛ぶ)。
駅前からオオムラサキ自然観察歩道が、300mほど先にある北杜市オオムラサキセンターへと伸びています。

日本三大桜に数えられる実相寺の神代桜の玄関駅にもなっています。

また駅周辺は、甲斐駒ヶ岳などの眺望に優れることで、多くの画家を集め、日野春駅前には「画家の宿 志満屋」も営業(館内のアトリエなどからも甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山を眼前に)。
駅前旅館が、画家の愛用する絶景旅館(そしてグルメ旅館)になっています。

日野春駅
名称 日野春駅/ひのはるえき
所在地 山梨県北杜市長坂町富岡50
関連HP JR東日本公式ホームページ
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

北杜市オオムラサキセンター

山梨県北杜市長坂町にある国蝶オオムラサキをメインにした昆虫館が北杜市オオムラサキセンター。日本の国蝶で、雄の羽の表面は美しい紫色、羽は広げると10cm以上にもなる華麗な蝶、オオムラサキ。このオオムラサキの日本一の生息地が、北杜市長坂町の雑木

山高神代桜

北杜市武川町山高の実相寺境内にあり、三春の滝桜(福島県三春町)、根尾の淡墨桜(うすずみざくら/岐阜県本巣市)と並び「日本三大桜」の一つに数えられている巨桜。推定樹齢は1800年とも2000年ともいわれ、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征

 

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