八重垣神社祇園祭（匝瑳市）

毎年8月4日〜5日、千葉県匝瑳市の八重垣神社で『祇園祭』が行なわれます。八重垣神社を中心に10町内から合わせて20数基の神輿が繰り出す夏祭りです。笛・太鼓の軽快なお囃子に合わせ、担がれる神輿はこの地方独特のスタイルで「あんりゃぁどした」という威勢の良い掛け声で練り歩きます。神輿の行列に冷水を浴びせるのも特徴のひとつ。

「水かけポイント」で、神輿に大量の水を浴びせる！

コース途中には、水槽、トラックなどから水をまく「水かけポイント」が用意されており、大型トラックに満杯に貯めた水をまるでどしゃ降りのように撒く場所もあり、見ごたえ十分。
女人禁制の旧例が緩和されて“女神輿”も登場しますが、全国でも極めて珍しい女性だけが担ぐ神輿としてメディアの注目度も高いのが特長。
8月4日18:00〜22:00には威勢の良い女性達が八日町市場駅前に集結し、男達に負けじと各町内から10基の神輿が中心街を渡御するのでお見逃しなく。

『祇園祭』のハイライトは神輿連合渡御で、8月5日の午前に八日市場小学校に10町内から集まった20基以上の神輿と囃子連は、10:30〜延々と連なって10町連なって、市街を練り歩きます。
10町すべてを巡るかたちで八重垣神社に向かいます。

18:00頃になり、八重垣神社に次々と入る前には活気が最高潮に達し、担ぎ手達の力の入った渡御が見られる(神社神輿還御＝19:30〜22:00)。

八重垣神社

2018年7月19日