【効能にこだわる】酸性度が強い温泉ランキング TOP5

pH値が7より小さいのが酸性ですが、pH2.7以下はリトマス試験紙もびっくりの強酸性。殺菌力が高く、皮膚病や、ニキビ、アトピーなどの慢性湿疹、水虫に効果的で、古い肌を剥がし新しい肌に刺激を与えて自然治癒力を高める効果もあります。酸性度が強い温泉ランキング TOP5を紹介。

1位:玉川温泉|秋田県

所在地:秋田県仙北市田沢湖玉川渋黒沢
湧出量:9000リットル/分(大噴源泉)
泉質:酸性-含二酸化炭素・鉄(II)・アルミニウム-塩化物泉
pH:1.05(大噴源泉)
源泉温度:98度(大噴源泉)
効能:高血圧症、動脈硬化症、婦人病、神経痛、皮膚病、喘息など
内容:八幡平の西、秋田焼山の山麓に湧く温泉で、天然岩盤浴発祥の地。
湯治場の雰囲気を今に残す一軒宿が「効能溢れる癒しの湯治宿 玉川温泉」で、館内には、看護師常駐の湯治相談室も。
噴気上がる地獄地帯を巡る玉川温泉自然研究路も整備され、ここに小屋掛されたのが天然岩盤浴。
源泉100%浴槽は強酸性過ぎて刺激が強いため、温めの温度調節に。
源泉50%、刺激の少ない弱酸性浴槽なども用意されています。
11月末〜4月中旬は冬季休業。
なお、玉川温泉は、放射能を有しラジウム温泉の一種で、癌を患った人の湯治でも有名ですが(一般の温泉と同様に癌は禁忌症です)、温泉療法を「泉質刺激による療法」、「気候刺激による療法」、「入浴による物理療法」、「地熱による温熱療法」、「お客様同士による精神的ケア」の総合作用と説明しています。

効能溢れる癒しの湯治宿 玉川温泉
「効能溢れる癒しの湯治宿 玉川温泉」の総ヒバ造りの大浴場

2位:塚原温泉火口乃泉(湯布院温泉郷)|大分県

所在地:大分県由布市湯布院町塚原1235
湧出量:不明(温泉分析表にも計測値なし)
泉質:酸性・含鉄(Ⅱ、Ⅲ)-アルミニウム-硫酸塩泉/成分総計は、9059mgもあり、鉄イオンの多さでは全国1位(温泉法基準の40倍以上)、アルミニウムイオンの多さでも2位となっています
pH:1.4
源泉温度:60.6度
効能:慢性皮膚炎、糖尿病 、打ち身、切り傷 、疲労回復、神経痛、冷え性、動脈硬化症など
内容:鶴見岳の北、伽藍岳南西の山中に湧く温泉で、近くには伽藍岳噴火口跡噴火口もある火山地帯で、まさに火口乃泉の名の通りの温泉。
自噴する温泉を循環、ろ過、加水、加熱なしの源泉かけ流しで利用。
鉄分を多く含みますが、温泉が新鮮なため、湯の色は透明緑色。
「九州八十八湯めぐり」と「別府八湯温泉道」の2種類のスタンプを設置。

塚原温泉
塚原温泉火口乃泉の源泉は、まさしく火口!

3位:蔵王温泉|山形県

所在地:山形県山形市蔵王温泉
湧出量:5700リットル/分
泉質:酸性・含鉄・硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉(川原湯共同浴場源泉)
pH:1.45(川原湯共同浴場源泉)、1.7(下湯共同浴場/混合泉)、1.8(大湯1号源泉/上湯共同浴場)/注:新左衛門の湯はpH1.3で単一の施設としては全国2位の強酸性
源泉温度:45.4度(大湯1号源泉)/45度〜66度
効能:切り傷、火傷、婦人病、動脈硬化症、糖尿病、高血圧症、神経痛など
内容:スキーと樹氷、夏のハイキングで有名な山形蔵王。
5つの源泉群と46の源泉があり、3ヶ所の共同湯が健在するほか、蔵王温泉大露天風呂など、人気のかけ流し温泉も営業。
40軒程度の宿泊施設があり、5000人という収容力を誇っています。
ゴンドラリフトを利用してのハイキングもおすすめです。

蔵王温泉・上湯共同浴場
昔ながらの共同湯も健在(上湯共同浴場)

4位:酸ヶ湯温泉(すかゆおんせん)|青森県

所在地:青森県青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50
湧出量:110リットル/分(熱の湯源泉)
泉質:酸性・含硫黄・ナトリウム-硫酸塩泉
pH:1.76(熱の湯源泉)、2.03(鹿の湯などの混合泉)
源泉温度:48.1度(熱の湯源泉)、67.6度(鹿の湯)、88度(ふかし湯)など
効能:皮膚病、神経痛、五十肩、運動麻痺、慢性消化器病、痔疾、冷え性、慢性婦人病、糖尿病、高血圧症など
内容:冬の豪雪の際の報道でも有名な酸ヶ湯温泉は「酸ヶ湯温泉旅館」の一軒宿。
八甲田山麓、標高900mに位置する江戸時代からの湯治場で、周辺はブナの森(国有林)。
酸ヶ湯の名も強い酸性を意味して付けられたものです。
四万温泉、日光湯元温泉と共に国民保養温泉地第1号に指定された温泉地。
総ヒバ造り、160畳もの広さを誇る混浴大浴場「ヒバ千人風呂」が名物です(レンタルの湯浴み着を用意)。
宿泊者向けに新青森駅から無料送迎バス運行。

混浴大浴場「ヒバ千人風呂」
名物の混浴大浴場「ヒバ千人風呂」

5位:草津温泉|群馬県

所在地:群馬県吾妻郡草津町草津
湧出量:万代鉱、湯畑、白旗、地蔵など多数あり、湧出量も毎分3万2300リットル以上という膨大さ
泉質:含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉
pH:1.6(万代鉱源泉)、2.0(湯畑源泉)
源泉温度:94~95度(万代鉱源泉)、低い源泉でも50度あります
効能: 神経痛、アトピー性皮膚炎、糖尿病、高血圧症、慢性皮膚病、冷え性、疲労回復など
内容:草津温泉のシンボルが湯畑源泉が湧く湯畑。
湧出量が最大なのは万代鉱で、湧出量4700L/分、もっとも酸性度が強いのも万代鉱源泉です。
明治時代にベルツ博士がその温泉成分に注目し、温泉の効能を紹介、大正時代には軽井沢と結ぶ草津電気鉄道も全通、「草津よいとこ」も誕生、草津ホテルも創業しています。
19ヶ所の共同湯のほか、170軒ほどの宿泊施設が営業。
強酸性のため、中之条町の沢渡温泉(さわたりおんせん)が「草津温泉の治し湯、仕上げ湯」と称され、かつての湯治客は暮坂峠を越え、沢渡温泉にも立ち寄っていました。

湯畑
シンボルの湯畑(「草津温泉 大東舘」客室からの眺め)
【効能にこだわる】酸性度が強い温泉ランキング TOP5
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

【効能にこだわる】硫黄分が多い温泉ランキング TOP5

温泉地に行くとゆで卵のような匂いを嗅ぐことがあります。それが硫黄泉(いおうせん)の特徴で、硫化水素の匂いです。温泉水1kg中に総硫黄が2mg以上含まれるのが硫黄泉で、酸化すると白濁するので白いにごり湯と湯船に浮かぶ湯の花が特徴です。硫黄分が

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