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内子座

内子座

愛媛県内子町にある内子座は、大正5年に建てられた劇場。道後温泉本館と並び、愛媛を代表する建物で国の重要文化財に指定。内子の明治・大正時代はハゼノキから製造する木蝋(もくろう)生産や製紙業、生糸の集積地として繁栄した時代で、劇場建設の気運も盛り上がり、大正天皇即位を祝して建設されたもの。

回り舞台や花道、枡席を備えた本格的な芝居小屋

内子座の柿落(こけらお)としの興業は、淡路の人形座「吉田伝治郎座」の人形芝居(人形浄瑠璃)だったとのこと。
当時、地元では「デコ芝居」といって親しまれていました。

建物は木造2階建てで、左右に切り妻の瓦屋根をのせた櫓が張り出し、正面の大屋根には呼び出しの太鼓が据えられています。
回り舞台や花道、桝席、楽屋を備えた、当時では最先端の芝居小屋(劇場)だったのです。

往時には人形芝居(人形浄瑠璃)、大阪歌舞伎、落語、映画などに使われていました。
昭和60年に、大正期の姿に復元され、現在も劇場として、文楽や芝居など年80回越える公演が行なわれています。
芝居など公演時を除いて、館内を見学することが可能。

 

内子座
名称 内子座/うちこざ
所在地 愛媛県喜多郡内子町内子2102
関連HP 内子町公式ホームページ
電車・バスで JR内子駅から徒歩10分
ドライブで 松山自動車道内子五十崎ICから約1km
駐車場 6台/無料、町並駐車場(80台/有料)、内子町商工会駐車場(無料)、内子分庁舎駐車場(無料)などの利用も可能
問い合わせ 内子座 TEL:0893-44-2840
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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